デヴィッド・ボウイ若き日の物語 『スターダスト』、新場面カット解禁
関連 :
音楽史に名を刻むデヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、主演のジョニー・フリンがふんするデヴィッドの姿を捉えた新たな場面写真やムビチケカード情報が解禁された。
【写真】ジョニー・フリンがデヴィッド・ボウイを熱演! 映画『スターダスト』場面写真
本作は、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、若き日のデヴィッド・ボウイを描いた“ジギー・スターダスト”誕生の物語。のちにデヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を描く。監督はガブリエル・レンジ。
そんな本作で若き日のデヴィッド役を演じるのは、舞台やドラマなど幅広く活躍するだけでなく、ミュージシャンとして自らのバンドで4つのアルバムをリリースするなど、マルチな才能を発揮しているイギリス⼈俳優のジョニー・フリン。
これまでは名女優たちを支える名脇役という印象の強いジョニーだが、本作では主演として、自身も長年のファンだというデヴィッドに似せることよりも1⼈の⼈間として演じたと本人が強調している通り見事に演じ切り、今回解禁された場面写真にもその雄姿が写し出されている。
実はジョニーはオファーを受けた当時、「⻑年のボウイファンとして、最初は⾃分がボウイを演じるなんてバカバカしいと思った。⾃分のヒーローだった⼈物を演じるなんて考えるだけで恐ろしかった。どうやったら彼の遺した功績やアーティストとしての彼を裏切らずに演じられるかが分からなかった」と否定的だったそうだが、その後監督と話し、本作の制作意図に共鳴して出演を快諾したと明かしている。
さらに、「デヴィッド・ボウイのものまねが得意な⼈はいると思うが、それではダメだ。彼がどんな⼈間だったのか、彼が何を考えていたのか、どういうリアクションをするのかなど、僕を通して彼の魂を表現している。僕にとって、デヴィッド・ボウイのただの真似事ではないことがとても重要だった」と強調。
そして、「⼊れ⻭やコンタクトやウィッグ、コスチュームのお蔭で⼀定のところまではいけるが、私はボウイのレプリカになりたいわけではない。それでは⾒ていてつまらない。⾃信をもってリアルな⼈間を演じるのが重要だと思う」とジョニーなりの決意を告白している。
本作でも⾃⾝が作曲した楽曲を披露するなど、その才能を遺憾無く発揮しているジョニーが、どのようにデヴィッドを演じているのか注目だ。
なお、本作のムビチケカードが8月25日より上映劇場、メイジャーにて発売開始。特典として付属されるマルチステッカーのビジュアルも公開された。
映画『スターダスト』は、10月8日より全国公開。