佐久間由衣、奈緒との共演作に感動「自分の作品で涙を流してしまったのは、初めて」
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俳優の佐久間由衣、奈緒、小日向星一、吉野竜平監督が30日、都内で開催された映画『君は永遠にそいつらより若い』の舞台あいさつに出席。佐久間は「自分の作品で涙を流してしまったのは、初めて」と明かし、奈緒は「『明日まで頑張って生きてみようかな』みたいな、人を明日に連れて行ってくれる作品になったと思います」と出演作への思い入れを語った。
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卒業間近の大学生である主人公・ホリガイ(佐久間)が、なんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する姿を描く。奈緒は痛ましい過去を持つイノギを演じる。
完成した作品について、佐久間は「自分の作品で涙を流してしまったのは、初めてで。それくらい、心にすごく響く映画を見てしまったというような感覚と、そういう素晴らしい映画に自分が関わることができて、本当に幸せだなと純粋に思いました」とコメント。また「登場人物たちの人生を、のぞき見しているような、そんな印象を受けました」とも語った。
一方の奈緒は「私は最初原作を読ませていただいたときに、ホリガイさんという主人公がとても素敵だなと思っていたんですけど、由衣ちゃんがホリガイさんとしてスクリーンに映っていることで、原作から飛び出したような魅力と、由衣ちゃんならではの魅力っていうものが、本当に生きている人のように感じることができて」と佐久間の芝居を称賛。また「私自身この作品が、すごくパワーを持った魅力的な作品になったんだなと思いましたし、『明日まで頑張って生きてみようかな』みたいな、人を明日に連れて行ってくれる作品になったと思います」と続けた。
その後、もし大学に行くとしたら何を学びたいかと聞かれた佐久間は「語学を学びたいです。外国語学部に通いたいです。英語!」とにっこり。奈緒は「文学部哲学科に行きたいです。哲学、すごく興味があるので。高校のときは、哲学っていう言葉すら、あまり自分の中になくて。卒業してみて、大学通ってないですけど、哲学っていうものがあるんだっていうことを知って。もし勉強するんだったら知りたいなって思うのは、哲学科ですね」とにこやかに話していた。
映画『君は永遠にそいつらより若い』は9月17日より公開。