原子力潜水艦、爆破9秒前!『スティール・レイン』緊迫と迫真の予告編解禁
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チョン・ウソン、クァク・ドウォン、ユ・ヨンソクが出演し、韓国で公開後7日連続ナンバーワンを記録した映画『スティール・レイン』が、12月3日より公開されることが決定。緊迫感あふれる予告編と場面写真が解禁された。
【動画】韓国&北朝鮮&アメリカの首脳が軍事クーデターに巻き込まれる!『スティール・レイン』予告編
本作は、南北に分断されたまま長く冷戦状態が続く朝鮮半島を舞台に、韓国・北朝鮮・アメリカの三カ国の首脳たちが、一人の北朝鮮高官の陰謀に巻き込まれ危機に直面する様を描くスリリングな軍事エンターテインメント。深海を航行する潜水艦の密室で繰り広げられる息詰まる心理戦や銃撃戦、浸水の危機と急減する酸素など、猛攻撃に晒される潜水艦に取り残された人々の物語が深く熱く交錯していく。
全世界が注目する「平和協定締結」に向け、韓国大統領ハン、北朝鮮委員長チョ、アメリカ大統領スムートによる首脳会談が北朝鮮で開催された。米朝間の意見が割れるなか、核兵器放棄と国交正常化に強く反対する北朝鮮の護衛司令部パク総局長による軍事クーデターが突如勃発。三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」に拉致監禁されてしまう。今にも核戦争に発展しそうな緊迫状態の中、国家の威信と野心をかけた者たちの思惑が交戦し、逃げ場のない潜水艦は戦場さながらの激闘へと突入していく─。
米朝の間で調停役を担う韓国大統領ハン役を務めるのは、チョン・ウソン。国家のトップとして卓越した理性を見せる姿と、一家の主である父親として人間味をあふれさせる姿の両面を表現している。クァク・ドウォンは目的達成のためなら無慈悲な行為も躊躇しない北朝鮮高官にふんし、威圧的な愛国者を熱演。ユ・ヨンソクは北朝鮮の最年少指導者役を務め、瞳に炎を宿したかのような気迫あふれる演技を披露。そのほか、自己中心的な米大統領にふんしたアンガス・マクファーデンや、日本の俳優・白竜なども加わり、実在する各国首脳を彷彿とさせるキャラクターを個性的に演じている。
監督・脚本を務めたのは、観客動員数1100万人突破の大ヒットを記録した実話映画『弁護人』(2013)のヤン・ウソク。ウェブコミック作家でもある自身の原作「鋼鉄の雨」シリーズが累計6000万回の閲覧を記録したウソク監督は、自らメガホンを取り映画化した『鋼鉄の雨』(2018)に出演したチョン・ウソンとクァク・ドウォンを、本作で再び起用している。
予告編は、首脳会談での「平和協定締結」に向け、韓国大統領ハンが北朝鮮とアメリカの間に入り仲をとりもつ様子から始まる。しかし、北朝鮮の軍事クーデターにより、三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」に拉致監禁され、さらに中国や日本の陰謀も絡み、戦争まで一触即発の状況となる。
それまで穏便に北朝鮮とアメリカの間に入っていたハン大統領もついに「もうすぐ平和協定だった」と声を荒げ、潜水艦内外では激しい攻防が展開。最後は魚雷が発射され9秒後に衝突するという緊迫のシーンや、ハン大統領が「生き残る道を考えよう」と呼びかける姿で終了。手に汗握る場面が満載された壮大なスケールの予告編となっている。
場面写真は、首脳たちが鋭い表情見せるシーンや、ハン大統領が潜水艦内で北朝鮮の軍人に銃を向けられる場面などが切り取られたものとなっている。
映画『スティール・レイン』は12月3日より全国公開。