池松壮亮×伊藤沙莉『ちょっと思い出しただけ』 ニューヨーク屋敷、安斉かれんら個性派キャスト発表
俳優の池松壮亮と女優の伊藤沙莉がダブル主演する映画『ちょっと思い出しただけ』の全キャストが解禁。屋敷裕政(ニューヨーク)、市川実和子、鈴木慶一、高岡早紀、安斉かれんらの出演が新たに発表された。
【動画】池松壮亮と伊藤沙莉が過ごすかけがえのない時間 『ちょっと思い出しただけ』特報
本作は、コロナ禍という時代性をまとった新しい形のちょっぴりビターなオリジナルラブストーリー。けがでダンサーの道を諦めた照生(池松)とタクシードライバーの葉(伊藤)の2人を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、松居大悟監督が現代を反映させつつ描いた。10月30日開幕する第34回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されている。
今回発表された追加キャストは12人。葉の友⼈・さつき役には、大関れいか。コンパしていた男・康太役には、ニューヨークの屋敷裕政。舞台照明で照生の先輩・牧田役には、市川実和子。照生のダンサー仲間として、広瀬斗史輝。タクシー運転手・ナグラ役を、ミュージシャンでムーンライダーズのボーカルを務める鈴木慶一が演じる。
屋敷は以前から松居監督と親交があり、自身のYouTubeチャンネルに松居監督が出演した際には、相方の嶋佐和也が「映画に出してほしい!」と懇願しており、相方を差し置いて松居組初出演となる。
また、主人公の一人である葉はタクシー運転手のため、劇中では個性豊かな乗客たちを次々と乗せていくが、そんなタクシーの乗客として、高岡早紀、安斉かれん、郭智博、子役の細井⿎太、さらに3人組の酔っ払いとして渋川清彦、松浦祐也、山崎将平が出演。本編では主人公2人の恋模様に加え、葉と乗客のユニークな車内での会話も見どころとなる。
映画『ちょっと思い出しただけ』は、2022年早春全国公開。