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池松壮亮と伊藤沙莉が過ごすかけがえのない時間 『ちょっと思い出しただけ』特報

映画

映画『ちょっと思い出しただけ』特報より
映画『ちょっと思い出しただけ』特報より(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会

関連 :

池松壮亮

伊藤沙莉

松居大悟

 俳優の池松壮亮と女優の伊藤沙莉がダブル主演する映画『ちょっと思い出しただけ』より、2人が演じる元カップルの過去のかけがえのない時間を映し出した特報が解禁された。

【動画】映画『ちょっと思い出しただけ』特報

 本作は、コロナ禍という時代性をまとった新しい形のちょっぴりビターなオリジナルラブストーリー。けがでダンサーの道を諦めた照生(池松)とタクシードライバーの葉(伊藤)の2人を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、松居大悟監督が現代を反映させつつ描いた。

 共演には、國村隼、永瀬正敏、神野三鈴、成田凌のほか、クリープハイプが劇中で演奏するバンド役としても出演。また本作は、現在開催中の第34回東京国際映画祭でコンペティション部門に選出されており、初受賞への期待が高まっている。

 特報は、「ずっと会話になんてなってなかったのかもね」という葉(伊藤)の言葉と、照生(池松)と葉がそれぞれもの悲しい表情を見せる場面から始まる。続いて雰囲気は一変し、“ある一日だけで綴られる6年間”という文字と共に、幸せそうな二人の姿が映し出されていく。二人で住んだ家、二人で乗ったタクシー、二人だけの水族館、二人で観たあの映画。二人でケーキを食べている時、「来年の誕生日プロポーズしよ」と呟く照生。思わぬ一言に「何か言った?」と嬉しそうに聞き返す葉だが、照生は笑ってごまかしてしまう。

 そんな彼らの“二度と戻れない、なんでもない愛おしい日々”の後、最後に映し出されるのは、本作のタイトル『ちょっと思い出しただけ』と、葉と照生が屋上で花火をするシーン。冒頭から終わりにかけて大きく変化した二人のセリフと表情、さらにタイトルが意味するものとは。別れてしまった男女が、最愛の時間をさかのぼる先に何が待ち受けているのか興味をそそられる特報となっている。

 映画『ちょっと思い出しただけ』は、2022年早春全国公開。

映画『ちょっと思い出しただけ』特報

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