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初心者でも大丈夫! 『キングスマン』最新作を楽しむための3つのポイント

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映画『キングスマン:ファースト・エージェント』場面写真
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』場面写真(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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レイフ・ファインズ

ハリス・ディキンソン

リス・エヴァンス

 「キングスマン」シリーズの最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』が、12月24日より公開される。国家に属さないスパイ組織“キングスマン”の誕生秘話が明かされる一方、実は過去作に全く触れてこなかった人が初めて見ても楽しめる内容だ。その3つの理由を紹介していこう。

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■新たなバディが息の合った掛け合い

 「キングスマン」シリーズの最大の魅力の1つが、魅力あふれるバディの存在。過去2作では、国家に属さなないスパイ組織“キングスマンに属する師弟コンビ”ゲイリー・“エグジー”・アンウィンと”ハリー”・ハートが凶悪な敵に立ち向かう姿が描かれてきた。

 最新作では、師弟ではなく、実の親子という新たな関係性のバディが誕生。新たなキャラクターによって描かれるキングスマン誕生の物語というだけに、これまでシリーズを一切見ていない人もゼロから楽しめる作品となっている。

 本作の主人公は、英国貴族のオックスフォード公(レイフ・ファインズ)。高い戦闘力や広大な情報網を有するなど、これまで謎に包まれてきた“キングスマン”創設に関わる重要人物だ。一方、息子のコンラッド(ハリス・ディキンソン)は、大富豪の貴族として生まれ、幼い頃から父親に大切に育てられてきたが、争いが絶えない世の中を危惧し、父と共にキングスマンとしての道を歩むこととなる。志を同じくするも、意見の食い違う彼らが新たなタッグを組み、悪に果敢に立ち向かっていく。

■「世界大戦を止めろ!」実在した人物を描いた壮大なストーリー

 新バディ<オックスフォード公&コンラッド>の前に立ちはだかるのは、今もなお歴史にその名を残す“不死身の怪僧”ラスプーチン(リス・エヴァンス)。予告映像でも奇怪な雰囲気を漂わせているが、世界大戦を引き起こそうともくろむ、歴史上に実在したこの人物が本作のヴィランだ。

 舞台は1914年。世界中を混乱に陥れるべく、“闇の狂団”がひそかに暗躍していた。この狂団の影響で今まさに世界が混迷を極めようとしている中、キングスマンの最初の任務が“世界大戦を止める”こと。このミッションのため、オックスフォード公とコンラッドをはじめとする、実力派ぞろいの仲間たちが立ち上がる。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、果たしてキングスマンはこの世界大戦を止めることができるのか? 歴史になぞらえたそのリアルさと、実際の歴史を超えるドラマチック且つ壮大なストーリーは期待大だ。

■ギミックに富んだガジェットと痛快アクション

 「キングスマン」シリーズといえば、登場人物たちのスタイリッシュな見た目からは想像できないほどの、キレッキレのアクションシーンも大きな見どころ。「マナーが紳士を作る」という、シリーズおなじみのせりふにもあるように、“キングスマン”のメンバーたちは、スタイリッシュなスーツを着こなす紳士集団なのだ。

 そんな彼らが、ギミックに富んだガジェットの数々を駆使し、派手なアクションシーンを連発。紳士的なふるまいで魅せながらも、過激なアクションをさく裂させる彼らのギャップに、誰もが目を奪われてしまう。

 本作でもその魅力は健在。つえに忍ばせた剣や剣に仕込まれた銃、パラシュートなどのガジェット、アップテンポな音楽と共に繰り広げられる爽快なアクション、つえを武器にした華麗なバトルに剣を使った舞踏のような戦いなど、「キングスマン」シリーズならではの過激かつスタイリッシュなアクションをさく裂させる。
 
 初心者でも存分に楽しめる『キングスマン:ファースト・エージェント』。この冬、劇場の大画面で過激スパイ・アクションの最新作を体感したい。

 映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は、12月24日より公開。

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