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有村架純×森田剛×磯村勇斗『前科者』、物語が大きく動く本予告解禁

映画

 女優の有村架純が主演する映画『前科者』より、保護司・阿川佳代を演じる有村や、主人公が更生させようとする工藤役の森田剛らの熱演が光る、物語が大きく動き出す本予告が解禁。併せて、本ポスターも解禁された。

【動画】映画『前科者』本予告

 「ビッグコミックオリジナル」(小学館)連載中の同名漫画(原作・香川まさひと、作画・月島冬二)を実写化する本作は、罪を犯した‟前科者”たちの更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマ。

 2017年に公開された『あゝ、荒野』で国内の映画賞を総なめにした岸善幸監督が、有村を主演に迎え、連続ドラマ&映画の2つの形で実写映像化に挑む。WOWOWにて11月20日より放送・配信される連続ドラマ版では、新人保護司の阿川佳代がさまざまな‟前科者”と向き合い成長する様を描く。映画版は、佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う社会派サスペンスとして制作される。

 有村が主人公の保護司・阿川佳代役を務めるほか、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠役を、6年ぶりの映画出演となる森田が演じる。そして、工藤を追う若手刑事・滝本真司役を磯村勇斗が担当。そのほか、リリー・フランキー、木村多江、若葉竜也、石橋静河、マキタスポーツらが出演する。

 本予告は、工藤(森田)が「人殺しでも、更生できると思いますか?」と佳代(有村)に問いかける場面から始まる。佳代の優しさや厳しさに触れ、順調に更生し社員として迎え入れてもらえるはずだった工藤。しかし彼はある日忽然と姿を消し、その直後に起こった事件の容疑者となってしまう。工藤を探し出そうとする佳代は、刑事であり学生時代の同級生の滝本(磯村)と再会するが、2人は学生時代のある忘れられない過去が原因でこの事件を通し、罪を犯した者を“救う者”と“咎める者”として対峙することに。

 「なぜ、そこまで工藤にこだわる? 人殺しは人間じゃないよ」と言う滝本。「彼の更生に寄り添うと約束したの」と強い意志をにじませる佳代。工藤を取り巻く人々や環境を知っていく中で、何も知らなかった現実に直面する佳代は「本当の工藤さんのこと、あたしは何も知らないの!」と叫ぶ。涙を流す工藤。最後は「寄り添えば、救えるのか?」と問いかけるようなナレーションに続き、佳代が工藤を抱きしめる場面で幕を閉じる。

 果たして、思い悩みながらも真っすぐに前科者と向き合う佳代の想いは届くのか。そして、なぜ工藤は姿を消したのか。有村と森田の引き込まれるような熱演に加え、磯村、若葉、石橋など脇を固める演技派キャストたちも登場する、重厚感あふれる映像となっている。

 本ポスターは、今年9月に解禁された、有村と森田を捉えた第1弾ビジュアルに、磯村、リリー・フランキー、木村、若葉、石橋のビジュアルが追加されたデザインとなっている。

 映画『前科者』は、2022年1月28日より公開。

映画『前科者』本予告

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