『ミラベルと魔法だらけの家』儀式の準備で姉と衝突 魔法あふれる本編クリップ解禁
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ディズニー・アニメーション・スタジオの映画最新作『ミラベルと魔法だらけの家』より、ヒロインが暮らすマドリガル家で次々と魔法が繰り広げられる華やかな場面を収めた本編クリップが解禁された。
【動画】 魔法あふれる儀式の準備に大忙し 『ミラベルと魔法だらけの家』本編クリップ
本作の主人公ミラベルは、コロンビア奥地の街にある“魔法の家”に暮らすマドリガル家の女の子。マドリガル家では、5歳になると家からひとりひとりが特別な個性を持つ“魔法のギフト(才能)”を授かるという伝統が受け継がれており、家族はその魔法で街の人々を助けている。ミラベルはただ1人だけそのギフトを与えられなかったが、魔法を持たなくても家族と仲良く暮らしていた。そんなある日ミラベルは、家に大きな亀裂があることに気づく。なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか。そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは…。
今回解禁されたのは、5歳になったミラベルのいとこ・アントニオの魔法を授かる儀式のために、家族と街の人々が準備をしているシーンを映した本編クリップ【無理じゃなくってお手伝いなの編】。
家長のアルマおばあちゃんの指示のもと、準備に大忙しのマドリガル家。中庭はたくさんの花で彩られ、街の人々も手伝って家具や楽器を運んでいる。儀式のためのドアの前では“魔法の家”が自ら階段を作り、ドアの飾り付けは“変身の魔法”を持つカミロが背の高いホセと同じ姿に変身して手伝う。ミラベルの姉ルイーサは、“パワーの魔法”でたくさんの樽やピアノを軽々運べるのでひっぱりだこ。
そんな中、アントニオの母ペパは「息子の儀式を完璧なものにしなくちゃ」と、彼女の機嫌に合わせて変わる“天気の魔法”で竜巻を起こしてしまう。せっかくの花が風で飛ばされそうになったところに、ミラベルのもう1人の姉イサベラが華々しく登場。みんなのアイドル的存在である彼女の“花の魔法”によって、花は完璧に装飾されたのだった。
自分だけは5歳のとき魔法を授からなかったイサベラにとって複雑な思い出のある儀式だが、彼女は大好きなアントニオのため張り切ってみんなと一緒に準備をお手伝い。街の人たちから預かったアントニオへのプレゼントを抱えて家に入るが、家族たちが使う魔法の勢いに振り回され、姉イサベラからは「姉からの忠告よ。無理をしなかったらみんなの邪魔にならない」と嫌味を言われてしまう。
せっかくのやる気に水を差されたミラベルは「これは無理じゃなくてお手伝い! 邪魔なのは私じゃなくてそっち!」と不満げな表情で言い返す。家と家族が持つ魔法の様子や儀式の重要さとともに、ミラベルと家族の関係も垣間見える映像となっている。
アニメ映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、11月26日より全国公開。