小栗旬、初大河・新垣結衣へのアプローチに苦笑い「若干ストーカー的かも」
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俳優の小栗旬が17日、開催された大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)オンライン出演者会見に、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、大泉洋、制作統括の清水拓哉チーフ・プロデューサーとともに登壇。小栗が現場で感じた新垣の魅力を明かした。
【写真】小栗旬、新垣結衣ら『鎌倉殿の13人』役衣装写真
大河ドラマ第61作となる本作は、平安時代末期、伊豆弱小豪族の次男坊の出身でありながら、源頼朝と北条政子の結婚をきっかけに運命の歯車が回り始めた北条義時(小栗)の半生を描く。新垣が八重、菅田が源義経、小池が北条政子、大泉が源頼朝を演じる。
今回、脚本は三谷幸喜が担当。“三谷大河”の魅力を聞かれ、小栗は「このシーン、これで終わらせてもいいはずなのに、『ここにもう1個お笑いの要素を入れていくんだ』ということは結構あります」と打ち明け、「演じる上では急な切り替えが難しいけど、人間らしいのかな。そこは三谷さん大河の面白いところ」と分析。大河ドラマ、三谷作品ともに初めての新垣は「(大河)初めてにしてはとても理解しやすい本を読ませてもらってると思います」と言い、「歴史を動かしてきた人たちをかっこいい部分だけでなく、コメディ要素でダメなかわいらしい部分も描いてますよね」とニッコリ。大泉も「ここまで源頼朝を面白く描いた人はいないかもね」と納得の様子。
トークでは、それぞれの役柄に似ている部分を共演者が明かす一幕も。小栗と義時の共通部分を聞かれた大泉は、「優しいところや、好き勝手やっているように見えて現場を見てるところがある」と告白。小池が「受け止めてくれる大きさがある」と口にすると、新垣も「周りをほっとけない感じがしますよね」と納得。また小池が「でも甘えん坊な感じもするよね」と明かすと新垣も同意し「最初の頃の若い義時さんは純朴な雰囲気が出ていて、そういったところをご本人に感じることが多い」と明かしていた。小栗と親交の深い菅田は、小栗について「周りを巻き込むタイプの人。誰かと誰かのかけ橋になることがすごく多いので、人と人をつなぐ義時と既視感がありますね」と打ち明け、小池らも共感していた。
また、新垣と八重の話題になると、小栗は新垣について「意外と動じない人なんだと思った。最初の頃はリハーサルに少し早めに来たり、自分と関係ないシーンをこっそりのぞいてる姿をよく見かけて。それが素敵だなと思いました」と笑顔で明かすと、小池がすかさず「見てるね~。じめっとしてる義時っぽい」と言い、菅田も「確かに。小栗さんもずっといろんな人を見て、いろんなことを覚えてるからそこは似てるかも」と納得。続けて、大泉が「小栗旬は今となってはよくこっそり写真を撮ってる。ストーカー感がひどい」とこぼすと、小栗は「義時はストーカー感があるけど、もしかしたら僕のガッキーに対しての現場でのアプローチは若干ストーカー的なものがあるかも」と言って周りを笑わせていた。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、NHK総合にて2022年1月9日より毎週20時ほか放送。