『ハケンアニメ!』工藤阿須加、小野花梨ら追加キャスト7名発表 喜びのコメントも到着
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女優の吉岡里帆が主演し、中村倫也や柄本佑が共演する映画『ハケンアニメ!』より、工藤阿須加、小野花梨ら追加キャスト7名と、それぞれのコメントが発表された。
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直木賞作家の辻村深月による人気小説『ハケンアニメ!』(マガジンハウス刊)を映画化する本作は、“好き”なものに対してまっすぐに向き合い、懸命に生きる人々にエールを贈る熱血エンタテインメント。監督は、中村主演映画『水曜日が消えた』(2020)で長編映画デビューを果たした吉野耕平。
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ主人公の斎藤瞳(吉岡)は監督デビュー作で、憧れのスター監督・王子千晴(中村)と覇権を争うことに。過去にメガヒット作品を生み出し、天才として名を馳せた王子は、プロデューサー・有科香屋子(尾野真千子)とタッグを組み8年ぶりに監督復帰を果たしたのだった。瞳は、クセ者プロデューサー・行城理(柄本)や個性的な仲間たちと共に、汗と涙と鼻水にまみれ、アニメの頂点【ハケン(覇権)アニメ】の称号を手にすべく、奮闘を重ねていく。
本作では、アニメ監督やプロデューサーだけでなく、アニメーターや編集、宣伝マンなどさまざまな業種の人々が登場。今回発表されたのは、瞳たちと共にアニメ業界を盛り上げる面々を演じる追加キャスト7名とそれぞれのコメント。
市の観光課職員・宗森周平役の工藤は、アニメの企画で秩父を盛り上げようと奮闘する、実直な青年を好演。工藤は自身が演じる周平について「アニメに対して、地域に対してみんなに寄り添って楽しんでもらうために尽力してる誠実な人」と評する。
現在放送中の NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で注目を集める小野は、劇中アニメ『サバク』と『リデル』に参加する作画スタジオ「ファインガーデン」所属のアニメーター・並澤和奈役で、“神作画”で話題の人気アニメーターとして、瞳たちからも頼りにされるキャラクターにふんする。小野は「普段はポケッとしていて冴えない女性ですが、作画やアニメに対する想いが強い頼もしい女性です。愛情たっぷりの並澤和奈を演じる事が出来てとっても楽しかったです!」とコメント。
『サバク』の主人公・トワコ役を務める声優・群野葵役には、人気声優の高野麻里佳。自身初の実写映画出演となる本作で、アイドル的人気を誇り、監督の瞳とは何かと衝突する葵を演じる。高野は「吉岡里帆さん演じる斎藤瞳監督との熱いアフレコシーンに注目してほしいです!」とアピール。
『サバク』の制作会社「トウケイ動画」の制作デスク・根岸役には前野朋哉。同じく「トウケイ動画」の宣伝マン・越谷役には古舘寛治。根岸と越谷は仕事柄一緒にいることも多く、二人でドライな行城(柄本)を目の敵にしているが、それぞれ実はアニメ制作への熱い思いを秘めている。『サバク』の脚本・シリーズ構成の脚本家・前山田役には徳井優。「ファインガーデン」の社長兼アニメーター・関役には六角精児。
『サバク』の作画や画面作りを統括する作画監督・河村役に矢柴俊博。カット毎に撮影されたデータを絵コンテに準じて繋ぎ合わせる『サバク』の編集・白井役に新谷真弓。アニメ表現をより効果的に見せる事を担当する『リデル』担当演出・田口役に松角洋平。フィギュア会社の企画担当・逢里哲哉役に水間ロン。視聴率が高いアニメを放送する事が命題の『リデル』放送局の重役・星役にみのすけ。アニメショップの店員役には前原滉が決定している。
映画『ハケンアニメ!』は2022年5月全国公開。