クリステン・スチュワート主演『スペンサー』、王室クリスマスの場面写真解禁
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女優のクリステン・スチュワートがダイアナ元皇太子妃を演じる映画『スペンサー』より、クリスマスに集合したロイヤルファミリーの姿を捉えた場面写真が解禁された。
【写真】可憐なドレスアップで登場したクリステン・スチュワート 第78回ベネチア国際映画祭にて
本作は、ダイアナが1991年のクリスマス休暇に、イギリス王室のメンバーとともにノーフォークにあるサンドリンガム・ハウスで過ごす3日間を描く物語。チャールズ皇太子との関係は冷え切り、王室の中でも浮いた存在となっていたダイアナが、離婚を決意するまでの心の動きを綴っている。監督は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン監督。クリステンがダイアナを演じるほか、チャールズ皇太子役には『ライオット・クラブ』のジャック・ファーシングがふんし、さらにティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスら名優たちが脇を固める。
解禁されたのは、クリスマスツリーを背景にしたロイヤルファミリーの家族写真。英国王室では、クリスマス休暇中にロンドンから北に160キロ離れたサンドリンガム・ハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが伝統的な習わしとなっている。
クリスマスの記念に家族写真を撮影するシーンを収めた今回のカット。一見すると、家族水入らずで過ごすクリスマスの幸せな様子が切り取られているようだが、ダイアナとチャールズの顔に笑顔はなく、2人の関係性に緊張感が垣間見られる。この時すでにチャールズとカミラの関係について知っていたというダイアナが、幸せの象徴であるクリスマスを一体どんな思いで過ごしていたのか、気になる1枚だ。
また、劇中では王室の華やかであると同時に厳かなクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナには息苦しさを覚える驚くべき習慣の数々も明かされる。知られざるロイヤルファミリーのクリスマス休暇とは一体どのようなものなのか、注目が集まる。
映画『スペンサー』は2022年全国公開。