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『ウエスト・サイド・ストーリー』長年愛され続ける名曲「Tonight」の色褪せない魅力とは

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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』メイン写真
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』メイン写真(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

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レイチェル・ゼグラー

アンセル・エルゴート

 伝説のミュージカルを巨匠スティーヴン・スピルバーグが映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』が、2022年2月11日公開される。長年愛され続ける本作の名曲「Tonight」は、トニーとマリアが2人の恋の始まり、そしてこれからの2人の愛への希望を歌う曲。マリア役のレイチェル・ゼグラーは「いつの時代でも、愛し合っている二人を応援することは、人々の心を満たしてくれるの」と、本曲の色あせない魅力を語った。

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 1961年版の映画『ウエスト・サイド物語』は、アカデミー賞で作品賞を受賞したほか、ノミネートされた11部門のうち10部門を受賞する快挙を成し遂げており、ミュージカル映画界における金字塔的存在。何十年たっても色あせることのない数々の名曲が詰まっており、トニーとマリアが人種や差別に葛藤する中で“2人の愛への希望”を歌った「Tonight」は、当時のサウンドトラック・アルバムも空前の売り上げを記録し、今でも世界中で愛される名曲となっている。

 本作でそんな曲を披露したレイチェルは「この音楽は色あせなくて、とてもノスタルジックなの。私たちの多くがこの曲を聞いて育ったわ。それと、愛を応援することは素晴らしいことだと思うの。愛し合っている人たちを応援することは、多くの喜びで心を満たしてくれる。だから、この歌と物語は何年たっても古くならないの」と語った。

 レイチェルと「Tonight」を披露したトニー役のアンセル・エルゴートは「僕はバルコニーのシーンでレイチェルと『Tonight』を歌うのが大好きだった。彼女は本当に素晴らしいシンガーだよ。素晴らしい人と一緒に仕事をしている時、自分ももっと良くなるものなんだ」とレイチェルを絶賛し、本作の「Tonight」への自信を見せた。

 「Tonight」のような未来への希望を歌う応援歌は人々の心に届きやすい。コンプレックスを持った人たちが“人の目を気にすることはない、ありのままでいよう。これが私なのだから”というメッセージを込めて歌う「This is me」が話題となった『グレイテスト・ショーマン』は、興行収入52億円を記録。当時この曲を披露したキアラ・セトルは「映画が公開されてからずっと、数分で50件近くの『あなたの歌を聞いて希望をもらいました』というメッセージがインスタグラムに次々に届くの」と明かしている。

 また、王女であるがゆえ行動が制限されているジャスミンがアラジンとともに“まだ見た事のない新しい世界への期待”を歌う名曲「ホール・ニュー・ワールド」は、数あるディズニーソングの中でも唯一グラミー賞最優秀楽曲賞を受賞しており、実写版『アラジン』は日本で興行収入121億円を超える大ヒット作品となった。

 このように、ミュージカル映画では〈自分を解放するために未来への希望を唄う応援歌〉が大ヒットにつながっていることが多い。楽曲のみならず、作品自体のテーマが“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?”となっており、現代を生きる若者にも刺さるような〈未来への希望〉が描かれた本作。色あせることなく、世代を超えて愛され続ける“2人の愛への希望”を歌った名曲「Tonight」は、2022年においても人々の心に届くことに間違いないだろう。

 映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は、2022年2月11日より全国公開。

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