松嶋菜々子、松本潤主演『となりのチカラ』出演 遊川和彦と10年ぶり再タッグ!
松本潤が主演を務める1月20日スタートのドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)に、女優の松嶋菜々子が謎多き隣人役で出演することが発表された。脚本の遊川和彦とは、ドラマ『家政婦のミタ』(2011/日本テレビ系)以来、10年ぶりの再タッグを組む。
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本作は、思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男・中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションがひとつのコミュニティーとなって強いつながりを持っていく姿を描く、社会派ホームコメディー。
松嶋が演じるのは、中越チカラ(松本)一家のお隣・404号室に住む道尾頼子。引っ越してきたばかりのチカラにゴミ置き場の場所を教えてくれるなど、優しく世話好きな女性だが、どうやら占いにハマっているらしく、常に“きょうのラッキーカラー”の服を身にまとっている。全身が黄色、時には赤と、いつもド派手な服装でチカラたちの前に現れる彼女も、なにやら悩みを抱えている様子で…。
劇中に登場する松嶋のビジュアルは強烈で個性的。派手な色味の服装だけでなく、髪型や言動なども、これまでのイメージを覆す新たなキャラクターを演じる。
松嶋と主演の松本は、連続ドラマでは3回目の共演。ある時は姉と弟、そして、ある時は探偵社の社長と新人探偵という関係性を演じてきた。
そして、本作の脚本を手掛ける遊川和彦とも縁が深い松嶋。社会現象を巻き起こした連続ドラマ『家政婦のミタ』をはじめ、『魔女の条件』や『GTO』など、これまでに数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた2人が、10年ぶりの再タッグを組む。
松嶋は「これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、自分にない要素です。監督からのリクエストは、『自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください』という事ですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます」と、新たな境地に挑んでいる様子。
作品については「これまでの遊川さんの作品のように、追い詰められている状況をただハッピーエンドに解決するのではなく、小石を投げて波紋をよび、自然と次のステージへと向かわせる。そして、そこに反応するそれぞれの人間性をリアルに描く、遊川さんならではのドラマになっています」とコメントしている。
木曜ドラマ『となりのチカラ』は、テレビ朝日系にて1月20日より毎週木曜21時放送。
【松嶋菜々子コメント全文】
気づけば、遊川さんの作品に多く出演させていただいていることをあらためて実感し驚いています。
これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、自分にない要素です。監督からのリクエストは、「自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください」という事ですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
共演者の皆さんも監督から“意外性”をリクエストされているそうなので、モニターで皆さんの演技を楽しませていただいています。今作は、そんなキャストの皆さんのイメージとは異なる“意外性”が見どころのひとつ。特に、かっこいいイメージの松本潤さんの“ギャップ”。脚本を書かれた遊川和彦さんがチーフ監督としてイメージを大切に丁寧に撮られているので出来上がりがとても楽しみです。
『となりのチカラ』も、これまでの遊川さんの作品のように、追い詰められている状況をただハッピーエンドに解決するのではなく、小石を投げて波紋をよび、自然と次のステージへと向かわせる。そして、そこに反応するそれぞれの人間性をリアルに描く、遊川さんならではのドラマになっています。