阿部サダヲ×岡田健史『死刑にいたる病』、音尾琢真、岩井志麻子ら追加キャスト発表
関連 :
俳優の阿部サダヲと岡田健史がダブル主演する白石和彌監督の最新作『死刑にいたる病』が、5月6日より公開されることが決定。併せて追加キャストとして、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、吉澤健、音尾琢真、岩井志麻子、コージ・トクダの9名の出演が発表された。
【動画】阿部サダヲVS岡田健史 『死刑にいたる病』拘置所での緊迫感あふれる特報映像
本作は、作家・櫛木理宇の同名小説(『チェインドッグ』から改題)を映画化するサイコサスペンス作品。日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村役を阿部、収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る筧井雅也役を岡田が演じる。そのほか、事件を捜査する雅也の行く先々に現れる謎の男・金山一輝役を岩田剛典、雅也の母で常に夫の顔色をうかがう筧井衿子役を中山美穂が務める。
理想とは程遠いランクの大学に通い、うっ屈した日々を送る雅也の元に、ある日届いた1通の手紙。それは世間を震え上がらせた希代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、うち9件で起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪(えんざい)だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった―。
今回解禁されたのは、新鋭若手から白石組常連のベテラン個性派俳優まで集結した9名の追加キャスト。映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する若手俳優の宮崎優は、雅也と同じ大学に通う幼なじみの加納灯里役。中学校時代にいじめられていた彼女を助けてくれた雅也に好意を抱いているという役どころだ。雅也との間に確執を抱える厳格な父・筧井和夫を演じるのは、俳優のほか映画監督としても活動している鈴木卓爾。
映画やドラマのほか、ミュージックビデオなどにも出演する佐藤玲は、殺人鬼・榛村が“冤罪”を訴える最後の殺人事件の被害者・根津かおる役。俳優のほか映画プレゼンターとして活動する赤ペン瀧川は、榛村の担当弁護士・佐村役。雅也と同じ大学の学生・クラタ役を映画やドラマで活躍中の若手俳優・大下ヒロト、榛村の隣人である地元の老人役を白石組常連の吉澤健、昔の榛村を知る滝内役を同じく白石組常連の音尾琢真が演じる。
作家の岩井志麻子は、最後の被害者が発見された森を所有する赤ヤッケの女役。そして、金山一輝の元同僚・相馬役を、元ブルゾンちえみとともにwith Bとして活動していた元お笑いコンビ・ブリリアンで、現在は俳優業の他にアメリカンフットボール選手など幅広く活躍するコージ・トクダが務める。
映画『死刑にいたる病』は5月6日より全国公開。
※次ページに追加キャストからのコメント