
芦澤明子
芦澤明子 出演映画作品
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春画先生
制作年:2023年10月13日(金)公開
平安時代に始まり、全盛期を迎えた江戸時代には葛飾北斎など名だたる浮世絵師が携わった春画をテーマにしたコメディ。浮世離れした研究者と、彼を慕う弟子を描く。監督は『さよならくちびる』の塩田明彦。主演は『劇場版「きのう何食べた?」』の内野聖陽。共演は『ペンギン・ハイウェイ』の北香那、柄本佑、白川和子、安達祐実らが名を連ねる。
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スイート・マイホーム
制作年:2023年9月1日(金)公開
第13回小説現代新人賞に輝いた神津凛子のデビュー作を映画化。極寒の地で地下暖房設備の整った一軒家を手に入れた一家が、身の毛もよだつ恐怖に襲われる様子を描く。監督は俳優としても活躍している齊藤工。主演は『劇場版ラジエーションハウス』の窪田正孝。共演は蓮佛美沙子、『余命10年』の奈緒、『よだかの片想い』の中島歩、里々佳ら。
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キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー
制作年:2023年8月26日(土)公開
関東大震災に襲われた東京の様子をカメラに収めた撮影技師や、カメラマンを追ったドキュメンタリー。世紀を超えて残された記録映像を通して、1923年当時、新しいメディアの担い手たちを手記や家族の証言を頼りに紐解く。演出は井上実。製作は村山英世。出演は渡邉登、とちぎあきら、小宮求茜、芦澤明子、高坂定男ら。語りは土井美加が務める。
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クモとサルの家族
制作年:2023年3月18日(土)公開
家族をテーマにした、時代劇エンタテインメント。江戸時代を舞台に、優秀な忍びの妻と献身的な夫、彼らと暮らす子供たちをアクションを交えて描く。監督は、『耳をすませば』をプロデュースした長澤佳也。宇野祥平と徳永えりがW主演を務める。共演はリー・ファンハン、チャオ・イーイー、奥田瑛二ら。撮影には35ミリフィルムが使用された。
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レジェンド&バタフライ
制作年:2023年1月27日(金)公開
東映70周年を記念し、日本最高峰のスタッフが集結して製作された歴史大作。戦乱の世を舞台に、敵対関係だった織田信長と濃姫が政略結婚を機に天下統一へ進んでいく様を壮大なスケールで描く。監督は『るろうに剣心』シリーズの大友啓史。主演は木村拓哉。共演には綾瀬はるか、宮沢氷魚、市川染五郎、音尾琢真ら豪華キャスト陣が名を連ねている。
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復讐は私にまかせて
制作年:2022年8月20日(土)公開
第74回ロカルノ国際映画祭最高賞を受賞したラブストーリー。喧嘩に強い男性と、伝統武術の使い手の女性が、愛し合うがゆえに招いてしまった悲劇の連鎖を描く。エドウィン監督の映画愛溢れるオマージュが散りばめられ、こだわりのフィルム撮影は芦澤明子が担当した。出演は、マルティーノ・リオ、ラディア・シェリル、ラトゥ・フェリーシャら。
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彼女はひとり
制作年:2021年10月23日(土)公開
中川奈月監督の立教大学大学院の修了製作を基にした青春ドラマ。自殺を図るも生還した少女が、原因を作った幼馴染に孤独な復讐をするさまを描く。黒沢作品など多くの作品を手掛けた芦澤明子が撮影として参加。主演の福永朱梨は本作で田辺・弁慶映画祭俳優賞を受賞した。また、金井浩人、美知枝、中村優里、三坂知絵子、櫻井保幸らが共演する。
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子供はわかってあげない
制作年:2021年8月20日(金)公開
“マンガ大賞2015”で2位にランクインした田島列島による同名漫画を、『南極料理人』の沖田修一監督が映画化。高校生の男女が出会い、予期せぬ父親探しの旅の中で、さまざまな出会いを経て成長していく様を描く。主演は上白石萌歌で、共演に『町田くんの世界』の細田佳央太。他に豊川悦司、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴などが顔を揃える。
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短篇集 さりゆくもの
制作年:2021年2月20日(土)公開
人間の“死”や“別れ”をテーマに、5人の監督がそれぞれの物語を紡いだオムニバス映画。本作の企画発起人でもある女優・ほたるが監督を務める『いつか忘れ去られる』のほか、小野さやか監督の『八十八ヶ所巡礼』、山内大輔監督の『ノブ江の痣』、小口容子監督の『泥酔して死ぬる』、サトウトシキ監督の『もっとも小さい光』の5本を上映する。
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心霊喫茶「エクストラ」の秘密-The Real Exorcist-
制作年:2020年5月15日(金)公開
『UFO学園の秘密』『宇宙の法―黎明編―』の大川隆法が製作総指揮、原作を務めた人間ドラマ。ある喫茶店を舞台に、その従業員でエクソシストの女性が、心霊現象に悩まされている客を救おうと奔走する姿を描く。『僕の彼女は魔法使い』の千眼美子が主演を務め、伊良子未來、希島凛、日向丈、長谷川奈央、元AKB48の折井あゆみらが共演する。
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影裏
制作年:2020年2月14日(金)公開
沼田真佑の芥川賞小説を映画化したヒューマンミステリー。行方不明になった友人の足跡をたどる会社員の姿を通して、人間ならば誰もが隠し持つ“影/裏“の部分をあぶり出していく。『るろうに剣心』『3月のライオン』などのヒットメーカー、大友啓史監督と実力派俳優の綾野剛、松田龍平の強力タッグが、観る者を濃密な人間ドラマの世界へ誘う。
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旅のおわり世界のはじまり
制作年:2019年06月14日(金)公開
『散歩する侵略者』の黒沢清監督がウズベキスタンでのオールロケを敢行して作り上げた、人間ドラマ。仕事でウズベキスタンを訪れた日本人女性リポーターが、異文化交流を経て大きく成長していく姿を描く。主演を『Seventh Code』でも黒沢監督とタッグを組んでいる前田敦子が務めるほか、加瀬亮、染谷将太、柄本時生らが共演する。
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アジア三面鏡2018:Journey
制作年:2018年11月9日(金)公開
日本を含むアジアの気鋭監督3名が、同じテーマをもとにオムニバス映画を共同制作するプロジェクトの第2弾。今回は日本の松永大司監督、インドネシアのエドウィン監督、中国のテグナー監督が参加し、“旅“をテーマにそれぞれの物語を作り上げている。キャストには長谷川博己、中国のチェン・ジンら各国を代表する実力派俳優たちの顔が揃う。
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海を駆ける
制作年:2018年5月26日(土)公開
第69回カンヌ映画祭のある視点部門で審査員賞を受賞した『淵に立つ』の深田晃司監督が、『結婚』のディーン・フジオカを主演に迎えたヒューマンドラマ。インドネシアで災害復興の仕事をする女性とその息子が、ディーン扮する謎の男と出会い、彼の周囲で巻き起こる不思議な出来事に遭遇していくさまを描く。共演は太賀、阿部純子、鶴田真由ら。
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大和(カリフォルニア)
制作年:2018年4月7日(土)公開
『夜が終わる場所』の宮崎大祐監督がメガホンを取り、『霊的ボリシェヴィキ』の韓英恵が主演を務めた音楽青春映画。米軍基地や貧困といった問題を抱える神奈川県大和市を舞台に、ラッパーの少女がヒップホップを通じて“語るべき言葉”を獲得していくさまを描く。相模原市出身の人気ラッパー、NORIKIYOが本人役でライブを披露している。
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羊の木
制作年:2018年2月3日(土)公開
2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した同名漫画を『紙の月』の吉田大八監督が映画化する人間ドラマ。殺人を犯した元受刑者の移住を受け入れた町を舞台に、“異物”が入り込んだことで巻き起こる事件や住民の感情、歪んでいく日常を描く。主人公の市役所職員を錦戸亮が演じ、元殺人犯役には北村一輝、優香、松田龍平ら実力派俳優が集結。
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予兆 散歩する侵略者 劇場版
制作年:2017年11月11日(土)公開
劇団イキウメの人気舞台を映画化した『散歩する侵略者』のスピンオフドラマで、WOWOWにて放送され大きな反響を呼んだサスペンスを劇場公開。夏帆、染谷将太、東出昌大をキャストに迎え、“概念”を奪う侵略者の恐怖を新たなストーリーで描く。黒沢清監督をはじめ、劇場版の製作チームが再結集し、不穏に満ちた不気味な世界観を表現する。
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散歩する侵略者
制作年:2017年9月9日(土)公開
劇作家・前川知大による劇団イキウメの人気舞台を『岸辺の旅』の黒沢清監督が映画化。謎の“侵略者“に体を乗っ取られた夫と、夫の不可解な言動に翻弄される妻を中心に、“侵略者“の出現により日常や町が徐々に姿を変えていく様を描く。夫婦役で松田龍平、長澤まさみが初共演を果たし、長谷川博己が殺人事件を調べるジャーナリストに扮する。
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オケ老人!
制作年:2016年11月11日(金)公開
『ちょんまげぷりん』の原作者・荒木源の同名小説を映画化した音楽人情コメディ。勘違いから老人ばかりのオーケストラに加入することになった若い女性が、ダメダメなオーケストラを立て直そうと奔走する。人気女優の杏が本作のために特訓を積んで、指揮者としてタクトを振るほかヴァイオリン演奏も披露するなど、音楽的な才能の開花にも注目だ。
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クリーピー 偽りの隣人
制作年:2016年6月18日(土)公開
第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕の同名小説を黒沢清監督が映画化したサスペンス・スリラー。黒沢監督作品に4度目の出演となる西島秀俊を主演に迎えて、奇妙な隣人への疑惑と不安から、一組の夫婦の日常が深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描く。竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之ら豪華キャストが集結する。
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モヒカン故郷に帰る
制作年:2016年4月9日(土)公開
『横道世之介』の沖田修一監督がオリジナル脚本を手掛け、松田龍平、柄本明が親子役で初共演を果たすハートフル・コメディ。広島の四島を舞台に、恋人の妊娠をきっかけに数年ぶりに帰郷した売れないバンドマンの息子が、余命わずかだと判明した父親のために、空回りしながらも奮闘する姿を描く。松田と柄本の広島弁のコミカルな掛け合いにも注目。
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シェル・コレクター
制作年:2016年2月27日(土)公開
『そして父になる』『凶悪』などのリリー・フランキーが、盲目の貝類学者に扮する人間ドラマ。米作家アンソニー・ドーアの短編小説を基に、離島で厭世的生活を送る主人公が島に流れ着いた画家の奇病を偶然にも治したことから、生活が一変する様を描く。寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛が共演し、『美代子阿佐ヶ谷気分』の坪田義史が監督を務める。
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さようなら
制作年:2015年11月21日(土)公開
劇作家・平田オリザとロボット研究の第一人者・石黒浩が進める“ロボット演劇プロジェクト“で上演された作品を『歓待』の深田晃司監督が映画化。放射能に汚染された日本を舞台に、死を目前にした人間の少女と彼女に寄り添うアンドロイドの姿を通して、“生と死“とは何かを問う。主演はブライアリー・ロング。新井浩文、村上虹郎らが共演する。
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岸辺の旅
制作年:2015年10月1日(木)公開
湯本香樹実の小説を、世界的に名を馳せる鬼才、黒沢清が映画化した人間ドラマ。ある夫婦のあてのない旅を描きながら、生と死を真摯に見つめてゆく。深津絵里と浅野忠信が夫婦に扮し、愛する者を通して自身を見つめ直す人間の内面をリアルに体現。黒沢監督の人気が高いフランスでは、100~150館規模という異例の拡大公開が決定している。
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滝を見にいく
制作年:2014年11月22日(土)公開
かつてのATG映画のような作品作りを目指した“オリジナル映画プロジェクト”に選出された沖田修一監督の秘蔵企画を映像化したヒューマン・コメディ。山の中で迷子になった7人のおばちゃんたちが、非日常のサバイバルを乗り越える中で自分自身を見つめ直していく。オーディションで選ばれたプロアマ混合の女性たちが迷子のおばちゃんを好演。
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WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~
制作年:2014年5月10日(土)公開
2010年の本屋大賞第4位に選出された三浦しをんのベストセラー小説『神去なあなあ日常』を、『ロボジー』の矢口史靖監督が映像化したエンタテインメント。都会を離れ、ひょんなことから林業に従事することになった若者の悪戦苦闘をユーモラスに描く。『ヒミズ』でおなじみの染谷将太の妙演に加え、彼が体現する人と自然のふれあいにも注目。
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華魂
制作年:2014年1月18日(土)公開
エロチシズムを日常に潜む狂気や倒錯と共に独自の感性で描き、“ピンク四天王”と称される佐藤寿保監督の最新作。いじめられっ子が、ある日“華魂”に憑依されて、いじめっ子に復讐を果たそうと暴走する様を鮮烈に描き出す。主演を『甘い鞭』『フィギュアなあなた』の桜木梨奈と新星・島村舞花が大胆に熱演し、個性派俳優たちが脇を固めている。
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ゆめのかよいじ
制作年:2013年12月14日(土)公開
1987年に漫画雑誌「ヤングキング」に掲載された大野安之の同名作を、ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリの石橋杏奈と、グラビアJAPAN2010グランプリの竹富聖花主演で映画化。父を失い孤独を抱えた少女が、神秘的な美少女の幽霊との交流を通して、喪失感を乗り越えていく姿を描く。監督は『モノクロームの少女』で知られる五藤利弘。
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受難
制作年:2013年12月7日(土)公開
直木賞の最終候補になった姫野カオルコの同名小説の映画化に、新鋭・吉田良子監督が挑戦。セックスへの悩みが尽きない女の子と、彼女の“あそこ“に棲みついた人面瘡の奇妙な共同生活を描く。グラビアアイドルとして人気を博した岩佐真悠子が、過激な設定のヒロインをヌードも辞さない熱演で体現。『あまちゃん』の大友良英が音楽を担当している。
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もらとりあむタマ子
制作年:2013年11月23日(土)公開
『マイ・バック・ページ』『苦役列車』の山下敦弘監督が前田敦子を主演に迎えた最新作。東京の大学を卒業したものの故郷の甲府に戻り、就職もせずひたすらダラダラと過ごし、中学生にまで同情されてしまう残念な主人公・タマ子の1年を、四季の風景の移り変わりを交えて描く。山下監督の朋友、向井康介が脚本を、星野源が主題歌を担当している。
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絶叫学級
制作年:2013年6月14日(金)公開
少女まんが誌「りぼん」で連載中の人気ホラーコミックを、川口春奈主演で映画化。12年前に亡くなった少女が“黄泉“となって旧校舎に出るという噂が伝わる私立女子校を舞台に、ホラーの恐怖と、人間の中に潜む“ちょっとした悪“をファンタジーのテイストを交えて描く。広瀬アリス、松岡茉優、波瑠、山本美月ら注目の若手キャストが顔を揃える。
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リアル~完全なる首長竜の日~
制作年:2013年6月1日(土)公開
“このミステリーがすごい!“大賞を受賞した小説を、『回路』『アカルイミライ』の黒沢清監督が佐藤健と綾瀬はるかを主演に迎えて映画化。昏睡患者と意思疎通ができる“センシング“を通じて自ら命を絶とうとした女性とその恋人が交流する様と、背後に隠されていた真実を描く。現実と仮想の境界が曖昧になっていく展開から目が離せなくなる。
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同じ星の下、それぞれの夜
制作年:2013年2月9日(土)公開
次々に新作を発表する3人の若手監督、富田克也、冨永昌敬、真利子哲也がタイ、フィリピン、マレーシアを舞台に制作したオムニバス映画。沖縄国際映画祭の地域発信プロジェクトのアジア版として生まれた作品で、川瀬陽太、ムーディ勝山ら日本人と現地俳優たちが出演し、日本人がアジア各国それぞれの場所で同じ時刻に体験した奇跡を描いていく。
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夜が終わる場所
制作年:2012年9月22日(土)公開
多くの監督のもとで助監督として経験を積んできた宮崎大祐監督が初監督を務め、両親を殺した男に育てられ孤独な殺し屋となった青年の姿を描くノワール劇。中村邦晃、小深山菜美ら若い俳優たちと、舞台を中心に活躍してきたべテラン俳優・塩野谷正幸が出演するほか、撮影の芦澤明子、音楽の宇波拓ら日本映画を支える気鋭の才能が集結している。
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ぱいかじ南海作戦
制作年:2012年7月14日(土)公開
“現代版ロビンソン・クルーソー“と評された椎名誠の同名小説を映画化。阿部サダヲ演じる主人公が失意の中訪れた西表島を舞台に、奇想天外なサバイバル生活をコミカルに描く。主人公が西表島で出会う登場人物に永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希など個性溢れる出演陣が集結。シティ・ボーイズ公演の演出も手がける細川徹が監督を務める。
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わが母の記
制作年:2012年4月28日(土)公開
昭和の文豪・井上靖が45年前に綴った自叙伝的小説『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』を、『クライマーズ・ハイ』の原田眞人監督が映画化。疎遠だったために息子への愛を必死に確かめようとする母と、母を理解して受け入れようとする息子の葛藤を、普遍的な家族の問題として描く。主演の役所広司を筆頭に、樹木希林、宮崎あおいら豪華キャストの共演で織りなされる親子の絆の物語に感動必至だ。
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孤独な惑星〈2011年〉
制作年:2011年12月17日(土)公開
『オーバードライヴ』でみせた多彩な演出法が映画ファンの間で話題を呼んだ筒井武文監督による奇妙なラブストーリー。マンションに暮らす、独身女性とその隣に住むカップルとの間でおきるアンバランスな三角関係をコミカルに映し出す。モデルの竹厚綾が主演を務めるほか、出演作目白押しの綾野剛や三村恭代、水橋研二など演技派が脇を固める。
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南極料理人
制作年:2009年08月08日(土)公開
南極で一番過酷な環境として知られる“ドームふじ基地”に派遣された料理人が観測隊員を支えるため絢爛豪華な料理をふるまうコメディドラマ。実際に南極で料理人だった西村淳の原作を基に、8人の男たちが繰り広げる人間模様をハートウォーミングに描く。数々の食材を南極独自の料理法で高級料理に変える、主演の堺雅人のパフォーマンスに注目。
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シャーリーの好色人生と転落人生
制作年:2009年4月11日(土)公開
女性たちに愛され続ける不思議な魅力を持った男の、ふたつの物語が展開するユニークな一編。『シャーリーの好色人生』と『シャーリーの転落人生』の2編からなり、それぞれがたがいにドラマを補完し合う。太宰治の原作に基づく新作『パンドラの匣』も控える気鋭、冨永昌敬と新鋭、佐藤央が、それぞれ一編ずつを監督。息のあったコラボに注目だ。
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しあわせのかおり
制作年:2008年10月11日(土)公開
古都・金沢で中華料理店を営む男と、彼の料理に魅せられたひとりの女性を主人公にした感動の人間ドラマ。すべてを捨てて料理の世界に飛び込んだ女性と、彼女に自身の技と真心を伝えていく料理人の絆を、藤竜也と中谷美紀が繊細な表現で演じる。劇中に登場する素朴ながらも目にも美しい50種類以上の料理も俳優陣にひけを取らない存在感を放つ。
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トウキョウソナタ
制作年:2008年9月27日(土)公開
『回路』や『カリスマ』などを手がけ、世界中に熱狂的なファンを持つ黒沢清監督が、現代の東京で暮らす、ごく普通の家族の崩壊と再生を圧倒的な緊張感を持って描き出す問題作。香川照之、小泉今日子ら日本映画界の最前線で活躍する出演者たちと、巧みな手つきで人間の本質を描いてきた黒沢監督の演出がどのように融合するのか期待が高まる。
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一万年、後....。
制作年:2007年9月8日(土)公開
『YYK論争永遠の“誤解“』など寡作ながら高い評価を受け続けている沖島勲監督、8年ぶりの新作。突然、1万年後の日本に送り込まれた男と一家の交流が、濃密な密室空間の中で展開していく。阿藤快が意外にも映画初主演を飾り、主役の一万年後に来た男を熱演。次に何が飛び出すかわからない展開の連続に魅了される作品に仕上がっている。
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歌謡曲だよ、人生は
制作年:2007年05月12日(土)公開
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖、『がんばっていきまっしょい』の磯村一路、漫画家の蛭子能収など若手監督からベテラン監督、異才らが、昭和を代表する珠玉の歌謡曲をモチーフに12の物語を紡ぐ《歌謡曲トリビュート映画劇場》。曲は「これが青春だ」「女のみち」「逢いたくて逢いたくて」など。妻夫木聡、武田真治、大杉漣らキャストも豪華。
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世界はときどき美しい
制作年:2007年3月31日(土)公開
日常の一瞬を切り取った5編のエピソードが美しいハーモニーを織り成すオムニバス。各編の主人公には、松田龍平、市川実日子、片山瞳、松田美由紀、柄本明という新旧の演技派が顔をそろえる。長編映画初監督となる新鋭・御法川修の繊細な語り口は、世界的なソプラノ歌手・鈴木慶江の澄んだ歌声と重なり、まるで詩集のような柔らかな感性に満ちている。
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スキトモ
制作年:2007年1月13日(土)公開
思春期の淡い恋心を3方向から綴った、ラブ・ストーリー。幼なじみという間柄から生まれたボーイズラブ、血が繋がらない兄を慕う妹の気持ち、そして幼なじみと妹の想いを目の当たりにした主人公は……? 少女漫画のような世界観を体現したのは、ミュージカル『テニスの王子様』で注目を浴びた斎藤工と相葉弘樹。同性との恋に戸惑う、ふたりの関係を切なく演じている。
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LOFT/ロフト
制作年:2006年9月9日(土)公開
日本映画界の奇才、黒沢清監督が『ドッペルゲンガー』以来3年ぶりに長編映画を完成。中谷美紀、豊川悦司、西島秀俊ら当代きっての名優たちをズラリとそろえながらも、ストーリーを確信犯的に迷走させ、観客を未知の恐怖へと誘う怪作。
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みすゞ
制作年:2001年10月27日(土)公開
夭折の童謡詩人、金子みすゞの半生を、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠が映画化。複雑な家庭環境に傷つきながらも自身の詩世界を純化させていった、彼女の姿を静かに描き出す。
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YYK論争・永遠の“誤解“
制作年:1999年1月16日(土)公開
幼くして母と別れた源義経らの心情が、自主映画ならではの奔放かつ大胆な発想で撮られたメタ・フィクション。監督は「出張」以来、10年ぶりの一般映画となる鬼才、沖島勲。
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タイム・リープ
制作年:1997年6月7日(土)公開
高校生の翔香は突然、日曜日から火曜日へと時間を飛んでしまう“タイム・リープ“という不思議な体験をする。クラスメイト、彰男の助けを得ながら、“タイム・リープ“の謎と学園の近辺で起きた通り魔事件の解決に乗り出す彼女の冒険を描く。「りぼん RE-BORN」「すももももも」など、少女映画の異才、今関あきよしが、映画初主演の佐藤藍子の魅力を存分に引き出し、彼女の豊かな表情を画面に映し出すことに成功。監修にやはり同じくワープ系の「時をかける少女」を撮った大林宣彦が当たった。
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林檎のうさぎ
制作年:
WOWOWの〈J・MOVIE・WARS〉シリーズのプロデューサーとして活躍している小林広司が監督デビューを果たしたホームドラマ。やんちゃな6歳の幼稚園児・雄大は、外国航路の船長をしている父親が不在がちで、ちょっと寂しい毎日。そんな雄大にとって、運動会で母親と踊るフォークダンスが楽しみ。運動会が間近に迫ると、大好きな“林檎のうさぎ“を作ってもらうため、りんごを山ほど買い込み、その日に備えるのだった。ところが母親は病気になり、運動会当日も弁当を作るのが精一杯。フォークダンスは姉と踊ることになるのだが……
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守ってあげたい!
制作年:
【目指せ、婦人自衛官!女の子の熱血グラフィティ】 自衛隊に入隊した女の子の汗と涙の奮戦記。厳しい訓練を気力で乗り切るヒロインの悪戦苦闘が笑いを呼ぶとともに、胸をアツくする。自衛隊の全面協力による演習シーンも見もの。
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火星のわが家
制作年:
【壊れかけた家族の物語をナチュラルな映像でお届け】 「カナカナ」の大嶋拓監督が、自分の父親にまつわる逸話を基に描き上げた家族ドラマ。NY帰りのヒロインと家族との関係や恋の物語が、繊細かつリアルなタッチで綴られる。
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UN LOVED
制作年:
【“愛“とはいったい……平行線を辿る男女3人の愛情】 昨年のカンヌ国際映画祭でレイル・ドール賞とエキュメニック新人賞をW受賞した新鋭、万田邦敏監督の長編デビュー作。価値観が微妙に食い違う女と男2人の出会いと別れを繊細に紡ぎ出す。
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ここに、幸あり
制作年:
【さまよえる男女3人の小さな島での自分探し】 九州の玄界灘に浮かぶ姫島を舞台にした人間ドラマ。『いつものように』が高い評価を集めたけんもち聡監督が、自身を模索する男女3人の心の機微を紡ぎ出す。素朴な島の風景も素晴らしい。
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HAZAN
制作年:
【孤高の陶芸家、板谷波山その知られざる半生を映画化】 陶芸家として初の文化勲章を受章した近代陶芸の先駆者・板谷波山。その半生を『地雷を踏んだらサヨウナラ』『みすゞ』等の五十嵐匠監督が映画化。エリート美術教師としての人生を捨て、妻子がありながらも陶芸家としての道を歩みだす波山。その理想を追求する男の軌跡を、彼を支える妻・まるの献身的な愛と、美しい茨城県の風景と共に心象的に写しとった好編。
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成瀬巳喜男/記憶の現場
制作年:
【女性映画の名匠・成瀬巳喜男の製作現場を振り返る 】 生誕100年を迎えた名匠、成瀬巳喜男の“現場“を知るスタッフや俳優に当時の様子をインタビューした記録映画。監督には、成瀬作品『浮雲』で衝撃を受けたという石田朝也が、成瀬監督と“現場“を共にした撮影監督や助監督、美術担当をしたスタッフをはじめ、司葉子や小林桂樹、草笛光子など豪華俳優陣と共に、その当時の様子を映し出していく。女性映画の名手と謳われた、成瀬巳喜男の製作現場が如何なるものであったのかを、心ゆくまで紐解き、日本映画への造詣を深められる1本だ
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乱歩地獄
制作年:
【浅野忠信、4変化の術 】 江戸川乱歩の小説4編を映画化したオムニバス作品。全編に渡って浅野忠信が出演し、明智小五郎が謎を解く『鏡地獄』『芋虫』は従来通りの乱歩ワールドながら、前衛的な風景で圧倒する『火星の運河』と、狂気とユーモアがセッションする『蟲』が異彩を放ち、独特の余韻をもたらす。
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サンクチュアリ
制作年:
【愛と憎悪の中で、“聖域“を求めた女たち】 欲望に忠実で自由奔放な女と、愛に囚われた女が織り成す、愛憎の物語。『MOON CHILD』の瀬々敬久監督が実在の事件をヒントに作った本作は、静観した映像の中で、同性愛や犯罪から浮かび上がる人間の本質をまざまざと描いている。
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Fire!
制作年:
【ロックを愛する若者たちの情熱的な奮闘の日々】 沖縄を舞台に作品を撮り続ける『真昼ノ星空』の中川陽介監督が、音楽に情熱を注ぐ若者たちの姿を描いた青春ドラマ。メジャーデビューを夢見るロックバンドと、女性ボーカルの奮闘の日々を、荒々しくも優しい視線で紡ぎ出した感動作。
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叫〈さけび〉
制作年:
【封印していた過去が“恐怖“となって襲ってくる!】 ミイラがモチーフの『LOFT/ロフト』で観る者を震撼させた鬼才・黒沢清の最新作。今回は“幽霊話“の構造の中で、誰もが無意識のうちに犯している罪や見捨てようとしている過去が、恐怖となって襲いかかってくる未曾有のサスペンス・スリラーだ。主演は、黒沢監督と同年で、これが7本目のコラボとなる役所広司。葉月里緒奈が赤い服の幽霊を怪演しているのも見逃せない。
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刺青〈しせい〉/堕ちた女郎蜘蛛
制作年:
【谷崎潤一郎の名編を新解釈で4度目の映画化】 文豪・谷崎潤一郎の名編「刺青」の4度目の映画化に、『MOON CHILD』の異才・瀬々敬久が挑んだ野心作。女郎蜘蛛の刺青を入れることで過去を洗い流そうとするヒロインを体当たりで演じたのは『東京攻略』の川島令美。刺青によって人生の別の側面を見つめることになる青年を、テレビドラマ「東京湾景」などの和田聰宏が演じている。共演は光石研、嶋田久作、松重豊。
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プロジェクト INAZUMA
制作年:
【意外性に満ちた4つの娯楽ショートムービー 】 “短編映画にしかできない表現“をテーマに、すでに商業作品で活躍している4人の監督が生み出した娯楽短編集。特集上映で話題となるも、未公開だった作品を一挙に公開。個性的な4人のヒロインが、それぞれ違った共感を与えてくれる。
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屋根裏の散歩者
制作年:
【屋根裏から見えるのは恍惚と戦慄の風景】 女性編集者が亡き画家の館の屋根裏から見た衝撃的な光景とは!? 江戸川乱歩の傑作、4度目の映画化。物語の舞台を現代に移し、主人公を女性に変更。原作に大胆な解釈を加えたほか、嘉門洋子、窪塚俊介ら若いキャストを得て、今までにない新しい乱歩世界を構築することに成功している。
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ダーク・ラブ~Rape~
制作年:
【人気コミックを完全映画化。戦慄のサスペンス劇】 不動産業を隠れみのに、部屋を借りた女性を襲う男の恐怖を描くサイコサスペンス。累計37万部を売り上げた坂辺周一の人気コミックを、過激な残虐描写が話題を呼んだ『オールナイトロング』の松村克弥監督が完全映画化。非道な不動産屋を『7人の弔』では監督業も経験したダンカンが、彼に襲われる主人公を新進アイドル、手島優が演じている。
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きみの友だち
制作年:
【彼女たちはいつまでも“ふたり“でいたかった】 人気作家・重松清が発表した連作短編集を、『ヴァイブレータ』など繊細な人物描写で評価の高い廣木隆一監督が映画化。クラスで周囲にうまく溶けこめずにいたふたりの少女が、かけがないのない友情を結んで行く物語を、今後の活躍が期待される石橋杏奈と北浦愛のフレッシュな主演コンビで描く。田口トモロヲら共演陣の演技も楽しみのひとつだ。
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60歳のラブレター
制作年:
【手紙に込められた言葉にできない愛と感謝の気持ち】 長年連れ添った夫婦が、感謝の言葉をはがきにつづる応募企画に着想を得て描く感動作。3組の夫婦を通して、年を重ねてこそ感じる喜びと不安を見つめ、築き上げた絆の尊さを浮き彫りにする。中村雅俊、原田美枝子ら演技派が、それぞれ味わい深い名演を披露。より豊かな人生を送ろうとしている大人たちに、勇気と希望を与えてくれる。
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モノクロームの少女
制作年:
【新潟県長岡市が舞台の青春ファンタジー】 テレビ番組等の企画・構成に携わり、自主映画を経て、『聖美少女フィギュア伝』で商業映画監督デビューした五島利弘によるオリジナル脚本。故郷の新潟県長岡市の自然美を映像に残すべく企画した。また、監督と同郷であるミュージシャンのスネオヘアーが主題歌『ホームタウン』を担当。主演は『受験のシンデレラ』で注目を浴びた寺島咲。
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恐怖
制作年:
【『リング』の脚本家・高橋洋が手掛けるホラー】 黒沢清、塩田明彦、中田秀夫など鬼才たちの脚本家として才能を発揮してきた異才中の異才・高橋洋がついにメジャー監督デビュー。死の誘惑にとりつかれた姉、脳の人体実験を繰り返す母親など家族の狂気に直面するヒロインの姿を、途方もない想像力の爆発によって、画面に刻みつけていく。とりわけ、片平なぎさの超絶的名演は必見!
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東京島
制作年:
【女ひとり、男23人の無人島暮らし。その結末は?】 桐野夏生の同名ベストセラーに、『おかえり』の篠崎誠監督が挑んだ異色作。主演は『ぐるりのこと』の木村多江。結婚20周年を記念した夫婦旅行で、事故により無人島に漂着した主婦・清子。やがて、見知らぬ若い男たち23人が島に辿り着き、清子は唯一の女性としてもてはやされる。そんな中、彼女の夫が謎の死を遂げ、そこから彼女の運命は急展開を迎える。
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フォーゴットン・ドリームス
制作年:
【すれ違う若い夫婦の“心“と“身体“を描く】 女性監督が“恋とセックス“を題材に新作を発表する連作企画“ポルノチック“の1作。『森崎書店の日々』で長編映画デビューを果たした日向朝子が脚本と監督を務め、すれ違い生活を送る若い夫婦の心と体の問題を見つめたオリジナル・ストーリーを描く。『愛のむきだし』『掌の小説』の中村麻美と、舞台でも活躍する川岡大次郎が主演を務める。
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コラボ・モンスターズ!!
制作年:
【三人のコラボが生み出した新たな可能性】 『リング』『女優霊』などの脚本家として活躍する高橋洋、『ぬるぬる燗燗』シリーズの西山洋市、『オトシモノ』の古澤健という日本映画界で活躍する3人がコラボレーションして生まれた上映企画。得意分野から離れ作られた作品や、自身の特色を色濃く反映した作品まで、3人が“新たな可能性“を探るべく撮りあげた実験的作品群を楽しみたい。
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藪の中
制作年:
黒澤明監督「羅生門」の原作となった、芥川龍之介の短編に新解釈を加えて映画化。時は平安。若い武士・金沢武弘と美しい妻・真砂は旅の途中、薮の中で多襄丸という盗賊に襲われる。武弘は妻を手込めにされたうえ、彼女の申し出により殺害されてしまう。その間に真砂は逃げ、多襄丸は検非違使につかまり打ち首に。だが、この事件に疑問を抱いた検非違使の森川中正は、事件のあった薮の中へと入っていく。彼はそこで美しい巫女と出会い、幻想と怪異な世界へと引きずり込まれていく。
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よい子と遊ぼう
制作年:
“J・MOVIE・WARS“第2期作品の一編。ごく普通の中学生であるビンゴ、原田、くじら、本屋、並夫ら5人の退屈しのぎは盗み。ある日、並夫が、学校で噂の謎の覆面男に襲われたことから、彼らは覆面男との対決を決意する。盗みによってエネルギーを発散する彼らの日常と、話題の都市伝説的コワイ話を重ね合わせ、いまどきの中学生の世界をシャープかつドライに描く。彼らが交わすビビッドな会話、通常の言語感覚からかけ離れた言葉とリズムが、そのまま作品のリズムに連なり、一種のトリップ感覚をもたらすとともに、従来の少年映画とはひと味違った趣きを醸し出している。
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ファザーファッカー
制作年:
プロデューサーとして多くの話題作を世に送り出した荒戸源次郎の初監督作。14歳の少女の妊娠・堕胎、そして養父との肉体関係というショッキングな内容を持つ内田春菊の自伝的小説を映像化。田中静子は、漫画家を目指す多感な中学3年生。ある日の午後、家族を捨てた父にかわって、母の愛人=養父が家にやってくる。日々、女らしさを帯びる静子を、爬虫類のような眼差しでなめまわす養父。静子がボーイフレンドとの子を宿したことが発覚したとき、激怒した養父は自分との肉体関係も強要する。しかし母は、見て見ぬふりをするだけだった。夢想に現れる少年との美しいイマージュを織り交ぜながら、静子が過酷な現実から脱出するまでの2年間を描く。4097人の中から選ばれた中村麻美が静子を熱演している。
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したくて、したくて、たまらない、女。
制作年:
小さな温泉街に謎の美女が出没し、セックスが抜群だという噂が流れる。噂を聞いた東京の雑誌記者が、謎の美女の正体をつかむ。女はかつての人気スター、杉田ひかるの若い頃の姿で、昔のつらい恋への思いが若い頃の姿となって現れたのだった。そして、正体がばれた時、今は老婆となったひかるは病院で亡くなるのだった。ピンク映画の新東宝が初めて一般劇場で公開した作品。
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ぬるぬる燗燗
制作年:
物部の経営する居酒屋は繁盛していたが、町にやってきたジプシー居酒屋の“夢殿“に客を取られてしまう。人気の秘密を偵察した物部は、夢殿が若い妻のレオタードに酒を流し込み、その汗と分泌液を混ぜることで微妙な味を作り出していることを知る。さっそく、物部は自分の娘にレオタードを着せて真似してみるが、夢殿の燗酒の味には負けていた。そして、物部は夢殿の若妻が実は処女で、そのことが酒の味を良くしていることを知るのだが……。異才、西山洋一がTVドラマをもとに描いた、風変わりなピンク映画。物部を藤田敏八、夢殿を渡辺護という映画監督が扮している。
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