
シモーヌ・シニョレ
シモーヌ・シニョレ 出演映画作品
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年上の女〈1958年〉
制作年:
イギリス北部の地方都市。青年ジョーは、上流社会の仲間入りを果たそうと野心に燃え街の有力者の娘に接近する。それがかなわぬと、不幸な結婚に悩む人妻へ……。失意の青年と年上の女との恋とその破局を、冴えたタッチで描く力作。
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蘭の肉体
制作年:
ハードボイルド作家J・H・チェイスの小説を映画化。莫大な遺産の相続人でありながら、叔母によって精神病院へ入れられた女クレール。病院を抜け出した彼女は、ルイという殺人を目撃した男と出会い、二人で逃避行を続けることになるのだが……。DVD発売時タイトルは「愛の肉体/無修正ノーカット完全版」。
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帰らざる夜明け
制作年:
運河のあるフランスの田園。幼少より不幸な身の上の未亡人クーデルクのもとに、おたずね者ジャンが流れて来た。未亡人、そしてその姪とも関係を持つジャン。そんなある日、ジャンを快く思わない妹夫婦の密告で、警官隊が駆け付ける。ジャンとクーデルクは追い詰められ……。フランス映画らしいしっとりとした味わいをもつ好編。
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泣きぬれた天使
制作年:
彫刻家のジャックら、貧しくも希望に燃えた若い芸術家たちが共同生活を送っている下宿があった。しかし戦争が勃発し、下宿の面々も次々と出征し、残された者は無事を祈りながら不安な日々を送る。やがて、戦場で盲目となってしまったジャックが帰還してきて……。光を失った若者が、本当の愛を知るまでを描いた感動作。
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告白〈1970年〉
制作年:
1951年、チェコスロバキアの外務次官ジェラールが何者かに襲われ拉致される。牢獄に入れられた彼を待っていたのは、国家への背任罪の“告白“を迫る検察官の拷問的な取り調べだった……。後の「Z」「戒厳令」とともにコスタ・ガヴラス監督、Y・モンタン主演による“政治3部作“を成す社会派映画。チェコの暗黒時代に急進的スターリン主義者たちが起こした“スランスキー事件“の恐るべき実態に迫り、人間の尊厳を踏みにじる者への怒りを込めた問題作だ。主人公のジェラールとは原作者のA・ロンドンのことで、彼と妻リーズの体験がこの
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愚か者の船
制作年:
限られた場所でさまざまな人々のエピソードを交錯させる“グランド・ホテル形式“の人間ドラマ。当時アカデミー賞8部門にノミネートされた名作だ。1933年、メキシコの海岸からドイツへ向けて客船が出航した。ある男の乗客は、自分も含め愚か者ばかりが乗っていると考えて船名を“愚か者の船“と名付ける。そんな人々の愛と欲望、生と死などを交錯させながら描き出す悲喜劇。「風と共に去りぬ」の大女優V・リーの遺作でもある。
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悪魔が夜来る
制作年:
舞台は15世紀のフランス。悪魔によって石に変えられた恋人たち。だが、寄りそう二人の心臓の鼓動は、不思議なことにいつまでも鳴りやまない……。ドイツ占領下にあった1942年当時のフランスの自由を願う民衆の心情を、M・カルネが描いた秀作。
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悪魔のくちづけ〈1967年〉
制作年:
莫大な遺産を相続して優雅な日々を送るジェニファー。しかし彼女の前に突如、謎の女リサが現れ怪奇現象が次々と彼女を襲う。次第に追い詰められていくジェニファーだが……。K・ロスの初期作品。S・シニョレが悪女役を熱演するサイコ・サスペンス。
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これからの人生
制作年:
マダム・ローザが住むベルビルは、ユダヤ人、アラブ人、黒人が隣接して暮らす町。彼女は貧民救済院の子供たちと娼婦の息子モハメッドの面倒を見ている。マダム・ローザとモハメッドの交流の中に戦争の記憶、人種問題が描かれる文芸的な名編。
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輪舞 ラ・ロンド
制作年:
1900年のウィーンを舞台に、娼婦、兵隊、小間使いなど、十人十色の恋模様が映し出されていく。前のエピソードと次のエピソードをつなぐ人物を登場させ、最後には冒頭のエピソードの人間に戻っていくという、まさにまわりめぐる輪のような展開が見どころ。
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真夜中の刑事 パイソン357
制作年:
職務に忠実な中年の部長刑事は、ふとしたことから可愛らしいイタリア娘と知り合いになるが、彼女は上司の妾だった。ある晩、彼女は殺害され、出てくる証拠品はどれもが彼を犯人とするものばかりだった……。刑事の拳銃“パイソン357“を題名にした犯罪劇。
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モンタン、パリに抱かれた男
制作年:
フランスが誇るY・モンタンの生涯を振り返っていくドキュメンタリー。生前のモンタンの肉声とともに進行し、彼がかつて住んだ土地をめぐり、彼の人生の足跡をたどっていく。「デデという娼婦」「告白」「夕なぎ セザールとロザリー」など出演した映画が38本登場するほか、『枯葉』などの歌声を聞くことができる。
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燃えつきた納屋
制作年:
フランスの田舎オートドーフ。この村に“燃えつきた納屋“という変わった名の農家があった。ある雪の日、この農家の近くで殺人事件が起き、農家の家主ローズに嫌疑がかけられる。一家を守ろうとするローズは、新進気鋭の判事と対決する……。A・ドロンとS・シニョレの演技のぶつかり合いが見ものの心理劇。
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嘆きのテレーズ
制作年:
ゾラ原作『テレーズ・ラカン』を現代風に脚色した作品。リヨンで商売を営むテレーズは、病弱な夫をよそに、頑健な運転手と恋仲に。三角関係から生じる殺人事件と当事者たちの運命が、カルネの冷徹な演出で見事に描かれた名作。
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デデという娼婦
制作年:
情夫マルコにひきずられ、フランスからベルギーのアントワープの酒場に流れてきた娼婦デデは、ここでフランチェスコという貨物船の船長と知りあう。彼は武器の密輸をしていたが、マルコを嫌うデデに同情し、二人の仲は急速に発展する。マルコはこれを知りフランチェスコを殺すが、デデに復讐される。「狂気の孤独」のY・アレグレ監督の日本初登場作品。
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悪魔のような女〈1955年〉
制作年:
パリ近郊の私立学校。校長のミシェルは、妻クリスティナの財産のおかげで地位を得たが、女教師ニコルと公然の愛人関係にある。しかし、彼があまりにも利己的な暴君であるため、妻と愛人の二人は共謀して彼を殺すことに……。ドンデン返しがショッキングなサスペンス・ムービー。
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肉体の冠
制作年:
ベル・エポックのパリ。ベルビルに住む娼婦マリー、通称カスク・ドール(黄金の兜)は、休日に遊びに行った郊外で大工のマンダと出会い、互いに惹かれる。彼は喧嘩のいきがかりでマリーの情夫ロランを殺してしまう。マンダは逃亡し、マリーも彼に従うが、彼女に気があるギャングの親分ルカがマンダの親友を犯人として密告、マンダは無実の彼を救うために自首し、警察でルカを射殺する。マンダはギロチンに処せられ、マリーがそれを見送るのだった。有名な事件をもとに作られた“1800年代のギャング映画”。若き日の美しさを画面いっぱいに発散するS・シニョレの主演作で、監督はジャン・ルノワールの助監督を長く務め、アメリカのフィルム・ノワールの影響も受けた“ヌーヴェル・ヴァーグの叔父貴”J・ベッケル。本国より外国で熱狂的支持を受け、今日では映画史の古典、ベッケルの最高傑作とされる。原題の“黄金の兜”とは彼女のブロンドの髪型から。
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影の軍隊
制作年:
第二次大戦のさなかに出版された、J・ケッセルの抵抗運動を描いた小説の映画化。ナチス占領下のフランス。対独抵抗運動のため密告されてゲシュタポに捕まった学者のジェルビエは、処刑寸前に脱走してマルセイユのレジスタンス・グループにかくまってもらい、彼らと一緒に裏切り者を始末する。それから彼はパリに潜入。パリではジャン・フランソワや女闘士のマチルドが活動を続けており、ジェルビエはジャン・フランソワの兄の学者ジャルディからロンドンのド・ゴールと合流するように命令される……。戦時下のフランスでレジスタンスとして闘って死んだ人々の姿を簡潔なスタイルで描いた名作。
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パリは燃えているか
制作年:
第二次大戦末期、ドイツ軍占領下のパリ。パリ市民側では、ドゴール将軍の部下たちと過激派が街の防衛計画をめぐって対立していた。そこへ双方とも期待していた連合国軍が、パリを通らないという情報が入り……。パリ市民によるレジスタンス活動から、連合国軍によるパリ解放までの最後の2週間を、当時の映像も交えたドキュメンタリー・タッチで描いた超大作。英米仏独から、まさに“超豪華”と呼ぶにふさわしい俳優陣が結集している割に、誰も個性を発揮できなかったきらいがあるが、それがかえって中心となるヒーローがいない戦争の現実を表している。なお脚本には若きF・F・コッポラが参加している。
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思春期
制作年:
舞台は第二次大戦が始まる直前のフランスの小さな村。思春期にさしかかった少女マリーのひと夏の多感なバカンス体験が、モロー監督自身の少女時代の記憶をまさぐるような細やかなタッチで綴られる。優しく少女を見守る老婆役シニョレの好演がひときわ光る。ベテラン女優J・モローの監督第2作で、ナレーションでも参加している。。
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