ショーン・ビーン

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ショーン・ビーンの詳細情報・プロフィール

生年月日

1959/4/17

出身地

イギリス/ヨークシャー州

詳細

「ロード・オブ・ザ・リング」( 1)のボロミア役でブレイクした、セクシーで渋い英国人俳優。本名はショーン(Shaun)・マーク・ビーン。当初は父親の跡を継いで溶接工場を経営するはずだったが、俳優になる夢を捨てきれず、名門ロンドン王立演劇アカデミー(RADA)に入学。そこで優秀な成績を収め、「ロミオとジュリエット」のティボルト役で舞台デビューを果たした。多くの舞台を経験後、84年にTVデビュー。92年に出演したケン・ラッセル監督による4回もののTV映画「チャタレイ夫人の恋人」で森番メラーズを演じて、注目を集めた。この作品は95年に映画版として編集・公開もされている。また94年、19世紀前半の英国陸軍を舞台にした大人気TVドラマ「炎の英雄 シャープ」シリーズでヒーローの中尉役に抜擢され、97年まで続いたこのシリーズへの出演で英国内では大きな人気を得た。映画デビューは84年の「ウィンターフライト」。デレク・ジャーマン監督の「カラヴァッジオ」(86)では、画家ミケランジェロ・カラヴァッジオに愛されるモデル青年として麗しい肢体をさらし、「ストーミー・マンディ」(88)ではあくどいアメリカ実業家に立ち向かうワーキングクラスの青年役で[%メラニー・グリフィス%]と共演して大活躍。リチャード・ハリスがオスカーにノミネートされた「ザ・フィールズ」(9 )に出演した後、ハリウッドに招かれ、[%ハリソン・フォード%]主演「パトリオット・ゲーム」(92)で弟を殺された私怨を晴らそうとジャック・ライアン一家を狙うIRAテロリストを演じ、悪役として強烈なイメージを残し、初めて注目を浴びる。「 7/ゴールデンアイ」(95)の親友ボンドを裏切るスパイ“ 6”、「チャタレイ夫人の恋人」に続き、「アンナ・カレーニナ」(97)で人妻を激情に狂わせる男の色気をふりまいてみたかと思うと、「ドリームゴール」(96)ではサッカーの才能があるのについ酒に逃げてしまうダメ男ぶりが実に魅力的。熱狂的なサッカー・サポーターである典型的な英国男のショーンには、こうしたフツーのイギリスのおじさん姿をもっと見せてほしいもの。「RONIN」では[%ロバート・デニーロ%]と共演。「サウンド・オブ・サイレンス」( )の極悪非情な強盗団のリーダー役も記憶に新しい。「ロード・オブ・ザ・リング」で旅の仲間の一人、ゴンドール国執政の長男、気高きボロミアを演じて新たなファン層を獲得。世界中でブレイクする。ボロミアは無念の死を遂げたため、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」( 3)では回想シーンで登場する。ユニークな英国産SF「リベリオン」( 2)では冒頭で姿を消してしまうが、体制に順応しきった主人公の信念を揺るがせる重要な役を渋く演じて、存在感を残している。 2年には13年ぶりに舞台に戻り、「マクベス」を演じて好評を博した。コメディ「The Big Empty」( 3)にはカウボーイ役で出演。トロイア戦争を描く超大作「トロイ」( 4)には、ギリシアの大将オデュッセウス役で登場。ちなみに、「ロード～」で仲良しだった[%オーランド・ブルーム%]も出演している。アドベンチャー「ナショナル・トレジャー」( 4)では悪役で[%ニコラス・ケイジ%]と共演。その後は悪役から脱却し、[%ジョディ・フォスター%]主演のスリラー「フライトプラン」( 5)ではパイロット、[%シャーリーズ・セロン%]主演の「スタンドアップ」( 5)では主人公の夫、「サイレント・ヒル」( 6)では娘を案じる父親を演じた。また、Mobyのミュージック・ビデオにカメオ出演するなど、活動の場を広げている。85年のカルトホラーをリメイクした新作「The Hitcher」では、ドライブ旅行に出かけた若いカップルを恐怖に陥れる謎のヒッチハイカーを演じている。私生活では、3回の離婚歴あり。3人目の妻アビゲイル・クラッテンデンは「Richard Sharpe」シリーズで共演した女優で、97年に結婚し、3年後に破局。彼女との間に1人、2番目の妻で女優のメラニー・ヒルとの間に2人の娘がいる。ショーンは、サッカー・プレミアリーグのシェフィールド・ユナイテッドの熱狂的なサポーターであることも有名。

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