瀬戸康史&有村架純、9年ぶり共演も印象は変わらず 演出・白井晃への絶大なる信頼を胸に舞台『キュー』に挑む
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瀬戸康史
――お二人は映像も舞台も両方挑戦されていますが、舞台と映像の違いはどんなところに感じられますか?
瀬戸:映像でも舞台でも、お芝居するというところでは割と一緒なのかもしれないと思っています。劇場によって声をちょっと大きくしたほうがいいなとか、ここの立ち位置だと見切れるなとか考えることはありますけど、僕はあまり自分の中で切り替えているみたいなことはないですね。
有村:舞台は使う部分がプラスアルファという感じがしています。瀬戸さんもおっしゃるように、ベースは心を使いながら動かしていくものですけど、空間の使い方や、3人の芝居だったら狭い空間でのやり取りでいいところを、さらにその奥にまで届けなきゃいけないのでエネルギーの放出の仕方をプラスするといいますか。自分が持ってる可動域を広げるというか、アニメで言うとなにかすごいビームがいっぱい出るようなイメージ(笑)。
瀬戸:なるほどね。そんなイメージで芝居してるんだ。舞台上で「あ! 今、ビーム出てる!」って感じるのを楽しみにしていよう(笑)。
――お二人にとって舞台とはどんな存在ですか?
瀬戸:ものすごい筋トレみたいな感じですね。考えるとか想像するということの楽しさと、何もないところからみんなで作っていく楽しさ、そこにはもちろん苦しみもあるんですけどやめられない。
――有村さんは「舞台への挑戦を続けていきたいと考えていたタイミング」だったとコメントされていましたが、それは何かきっかけがあったのでしょうか?
有村:単純に自分の技量をもっと上げたいと思ったんです。
自分にとって舞台とはっていうのは、私にはまだ語れるものがないのですが、前回出演した舞台『友達』は、加藤拓也さんの演出で、加藤さんの頭の中を1回覗いてみたいと何度も思った稽古期間でした。
「加藤さんが書かれる台本には全部裏台詞があるから」と言われて、その通りに言っちゃいけないんだ、このセリフの思惑はなんだ、と紐解いていく作業がすごく難しかったんですけど、舞台ならではの“イコールにならない”何か複雑な魅力を感じました。
◆2人の前世は?
【公演概要】
『キュー』
11月15日~29日:東京・東京芸術劇場プレイハウス
12月4日~6日:大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
◆原作
上田岳弘『キュー』(新潮社刊)
◆演出
白井晃
◆上演台本
上田岳弘 白井晃
◆出演
瀬戸康史
有村架純
石田ニコル
井内悠陽
加治将樹
田中哲司
【公式サイト】https://the-9.westage.jp
【公式X】@watanabe_engeki