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膨らむ妄想 『SLAM DUNK』衝撃の連載終了から26年、井上雄彦は新作で何を描くのか

アニメ

■どこまで見せるのか 妄想が膨らむ新作の内容

 11月29日に公開されたCMの映像から、少なくとも映画で山王戦が描かれるのは間違いない…というのが大方の予想だが、全体の構成はまだ不明。

 11月4日の予告映像公開時に多くの視聴者が予想した『ピアス』のように、原作以外の要素もあるかもしれない。また、11月19日に公開されたCMでは、山王戦とは全く時期の合わない“長髪の三井寿”も登場している。回想などの一場面を切り取っただけかもしれないが、時期的に山王戦前後とは遠いエピソードが何らかの形で描かれる可能性もある。

 「SWITCH」2005年2月号インタビューで、井上は漫画をもっと続ければよかったという気持ちがまったくないと断言したうえで、番外編や読み切りのようなエピソードなら「どのキャラクターでも描けると思いますよ。沢北とか、強いキャラクターなら、ある種のシリーズさえできるでしょうね」と語っている。

 この発言も踏まえると、さまざまな妄想が膨らむ。例えば新キャプテン・宮城リョータのバスケ部で、怪我を乗り越えた桜木が活躍する姿を見るのも不可能ではないことになる。ほかにも、三井を舌打ちさせるぐらいしか活躍がなかった武藤正の海南大附属スタメンたる所以や、堀高校・スティーブ大滝の動く姿など、気になることはたくさんある。

 だが最も気になるのは、やはりインターハイ全国優勝校。海南大附属が準優勝したこと、プロバスケットボール選手・岡田優介との対談で井上自身が名朋工業の優勝を否定していることから、原作199話に掲載されたトーナメント表で30~58番の高校のどこかが優勝しているはずだが、この疑問が晴れる可能性もあるかもしれない。

 突然の連載終了から26年。2021年に突然告知された新作映画の内容が公開直前になっても明らかになっていないことで、あれこれと妄想が膨らんでしまう。だが、これまで胸やけするほど待ち焦がれた新作なのだ。もしかすると2度と訪れない機会になるかもしれないので、公開前の妄想も含めて存分に楽しんでおきたい。(文・二タ子一)

 映画『THE FIRST SLAM DUNK』は12月3日より公開。

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映画『THE FIRST SLAM DUNK』15秒CM:三井寿
映画『THE FIRST SLAM DUNK』15秒CM:流川楓
映画『THE FIRST SLAM DUNK』15秒CM:桜木花道
映画『THE FIRST SLAM DUNK』15秒CM:宮城リョータ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』15秒CM:赤木剛憲

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