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<2022年話題の映画>人気漫画の劇場版からファン待望“36年ぶりの続編”まで

映画

■ 公開前には不安の声が寄せられるも…ふたを開けたら大ヒット!


(C)I.T.PLANNING,INC.(C)2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
 今年下半期といえば、『THE FIRST SLAM DUNK』の話題を外すことはできない。本作は、「週刊少年ジャンプ」にて1990年から1996年まで連載されたバスケットボール漫画『SLAM DUNK』を原作とした映画。高校バスケを題材に選手たちの成長を描いた原作者・井上雄彦自ら監督・脚本を担当した。

 公開前には、1993年から1996年にかけて放送され人気を博したアニメ版からの声優キャストの変更が発表されたほか、公開日まであらすじが一切明かされないという異例のプロモーションが行われ、SNS上には旧来のファンからのネガティブなコメントも少なくはなかった。

 しかし、今月3日の公開日を迎えると、主人公・桜木花道ではなくチームメイトの宮城リョータの視点から原作クライマックスの名勝負“山王戦”をとらえ直すストーリーに、観客からは絶賛の声が寄せられた。そのほか、公開前に発表され、不安視されていた3DCGでの試合描写についても、セルアニメでは表現しきれないバスケットボールの素早く激しい動きが臨場感たっぷりに再現され、熱心なバスケットボールファンでもある原作者・井上のこだわりが伝わってくる。

 公開から3週連続で1位を記録。累計では動員281万人、興収41億8900万円となっており、年間ランキングでトップ10入りも現実味を帯びてきている。

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