知らなかった! 『リロ&スティッチ』がもっと面白くなるトリビア10選
■4 ハワイ文化を反映
写真提供:AFLO
リロはフラダンスが大好きだけど、本作には他にもハワイの文化がそこかしこに織り込まれている。クリエイターたちは島を実際に訪れ、敬意を持って制作することを心掛けた。
キラウエア灯台などカウアイ島の名所がいくつも登場し、ナニが仕事を求めて訪れたマーケットのおばあさん「ハセガワさん」も、島に実在するハセガワ雑貨店にちなんで名前が付けられたそう。
また、ナニ役とデイヴィッド役に、ハワイ出身のティア・カレルとジェイソン・スコット・リーを起用。彼らもセリフにハワイの方言やスラングを取り入れるなど協力している。
■5 水彩画を採用
写真提供:AFLO
そんなハワイの情景を温かみのあるステッチで描くため、背景には水彩画を採用。水彩画の背景は『白雪姫』や『ダンボ』など往年のアニメーション映画で使われていたものの、1940年以降は廃れていた手法だとか。
■6 「Kapu」って?
リロの部屋には、リロが書いたと思われる「Kapu」と書かれた紙が貼ってある。これは、ハワイ語で、「立ち入り禁止」という意味。こんなところにも、ハワイ文化が浸透している。
■7 隠れミッキー&ディズニーキャラ
ディズニー作品には、隠れミッキーなどが隠されていることで知られるが、本作でもあちこちで発見できる。まずはリロの部屋の中。窓際のおもちゃスペースに、ダンボのぬいぐるみがひっそり紛れ込んでいる。
ナニのベッドサイドには、『ムーラン』のポスターが貼られており、街中のシーンでは「ムーラン・ウォック」というレストランも。サンダース監督は『ムーラン』の脚本も手掛けているので、愛着があるのかも。
他にも、お手製人形の手術シーンと、マーケットのシーン、ガントゥの宇宙船、リロの部屋に飾られた写真の中に隠れミッキーが存在し、冒頭スティッチの裁判シーンでは、ディズニーのロゴ「D」がさりげなく登場。目を凝らして探してみて。