人気俳優が役作りきっかけで取得した意外な“免許・資格・ライセンス”にビックリ

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元乃木坂46で俳優の山下美月が、10月スタートのドラマ『新東京水上警察』(フジテレビ系)で海技職員役を演じるため、一級船舶免許を取得したことが報じられた。俳優の中には、山下のように作品のリアリティを追求するため、さまざまな資格、免許、ライセンスを取得した逸材が少なくない。今回は、そうした役柄をきっかけに「資格・免許を取得した俳優」を振り返りたい。
【写真】役柄をきっかけに“意外な資格”持ってる人気俳優たち<計6人>
■ 宮崎あおい
まずは定番の自動車免許。宮崎あおい(「崎」は「たつさき」が正式表記)は、2018年に出演したTBSドラマ特別企画『あにいもうと』で、役作りのため大型自動車免許を取得したことも明かしていた。現代の東京下町を舞台にした本作で宮崎は、工務店を営む赤座家の長男・伊之助(大泉洋)の妹で大型トラック運転手の桃子を演じた。
劇中で宮崎は荷台に13tもの積載が可能な大型トラックを運転している。自ら志願して教習所に通ったそうで、記者会見では「あの運転席に座ったこともないですし、あの高さを知っている女性ってどんな人なのか知りたくて教習所に通わせてもらいました。自分にとっては大事な時間でした。髪の毛も行動的に動いている女性なイメージがあったので、監督と石井さんに相談しながら(切った)。みんなで相談をしながら1人の女性をつくっていけた感覚があって、準備も含めて楽しい時間でした」と充実した様子で話していた。
■ 原田泰造
同じく、バス運転手の役作りで大型自動車免許を取得したのは、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造。2017年に主演した映画、その名も『ミッドナイト・バス』で、深夜高速バスの運転手・高宮利一を演じた。
完成披露舞台あいさつの席で原田は、免許取得後すぐに臨んだ撮影での運転は「最初は怖かったです」というが「何回もテイクを重ねるうちに、プロ並みになった」と胸を張り、「(今後もバス運転手役の)オファーが来ることを夫婦で祈っています。せっかく取ったんですから。あと、トラックの運転手もできます!」とアピールしていた。
■ 中村アン
俳優の阿部寛が主演した日曜劇場『DCU』(TBS系)において、“海保初の女性潜水士”という過酷な役どころにチャレンジしたのは、中村アン。
中村が演じたのは、「DCU」のダイバー・成合隆子。努力に努力を重ねて海上保安庁初の女性潜水士になった苦労人という設定で、中村はこの役を演じるにあたり、ダイビングのライセンスを取得。もともとスポーティーなイメージのある中村だが、今回は役柄を具現化するため、いつも以上に身体を絞って参加したとのことだ。