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アカデミー賞を受賞した日本人は誰? 歴代オスカー受賞者&日本映画一覧

映画

2000年~2010年代 長編アニメ映画賞を2度受賞した巨匠

■宮崎駿監督 『千と千尋の神隠し』長編アニメ映画賞<2003年>、名誉賞<2014年>、『君たちはどう生きるか』長編アニメ映画賞<2024年>

アニメ映画『千と千尋の神隠し』(2001) 写真提供:AFLO
 2003年の第75回アカデミー賞では、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』(2001)が、日本映画初の長編アニメ映画賞を受賞。日本の長編映画がオスカーを獲得するのは、稲垣浩監督『宮本武蔵』以来47年ぶりの快挙だった。その後も、『ハウルの動く城』(2004)と『風立ちぬ』(2013)が同賞にノミネートされ、2014年には、黒沢監督以来日本人として24年ぶり2人目となる名誉賞を受賞。2024年の第96回アカデミー賞では、『君たちはどう生きるか』(2023)が長編アニメ映画賞を受賞した。

 宮崎監督は長編アニメ映画賞に輝いた授賞式は2度とも欠席したが、名誉賞授与式には、本人曰く、プレゼンターを務めたジョン・ラセター(ピクサー・アニメーション・スタジオの共同創業者)との友情に負けて出席。スピーチでは「私の家内は『おまえは幸運だ』とよく言います」と言い、こう語った。「ひとつは、紙と鉛筆とフィルムの最後の50年に私が付き合えたことだと思います。それから、私の50年間に私たちの国は一度も戦争をしませんでした。戦争で儲けたりはしましたけれど、でも戦争はしなかった。そのおかげが、僕らの仕事にとってはとても力になったと思います」。

■加藤久仁生監督『つみきのいえ』短編アニメーション賞<2009年>

第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生監督 写真提供:AFLO
 2009年の第81回アカデミー賞では、加藤久仁生監督の『つみきのいえ』(2008)が短編アニメーション賞を受賞。同作は、海面上昇のため水没しつつある街で、家を「つみき」のように上へ上へと建て増してきた男性の物語を、鉛筆の優しいタッチで描いた作品。アヌシー国際アニメーション映画祭でも最高賞を含む2部門に輝いた。

■滝田洋二郎監督『おくりびと』<2009年>

第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督(左)リーアム・ニーソンと 写真提供:AFLO
 第81回アカデミー賞では、滝田洋二郎監督の『おくりびと』(2008)が、現在の国際長編映画賞に当たる外国語映画賞を受賞。授賞式で、主演の本木雅弘や広末涼子、余貴美子らと共に登壇した滝田監督は、「アカデミー会員の皆さまありがとう、本作に協力してくれた皆さまありがとう。とても幸せです。ここにいるのは映画のおかげです。僕にとって新たな出発です。願わくばまた戻ってきたいです。サンキュー、ありがとう!」とシンプルな英語でスピーチ。帰国後の会見では、「受賞の瞬間までは冷静だったが、プレゼンターのリーアム・ニーソンが『Depertures(「おくりびと」の英題)』と読み上げた途端、記憶が途切れ途切れになった」と笑いながらコメント。受賞スピーチの最中にブラッド・ピットと目が合い舞い上がってしまったなど、思い出を語った。

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2020年代以降~ 日本映画史上初の快挙も

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