アカデミー賞を受賞した日本人は誰? 歴代オスカー受賞者&日本映画一覧
■カズ・ヒロ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞<2018年><2020年>
第92回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロ(中央) 写真提供:AFLO
日本出身のメイクアップアーティストで現代美術家のカズ・ヒロは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2018)でゲイリー・オールドマンをチャーチル元英首相に、『スキャンダル』(2019)でシャーリーズ・セロンを実在のテレビキャスター、メーガン・ケリーに変身させ、それぞれ2018年の第90回授賞式と、2020年の第92回授賞式でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。
ほかにも、『もしも昨日が選べたら』(2006)と『マッド・ファット・ワイフ』(2007)、『マエストロ: その音楽と愛と』(2023)で同賞にノミネートされたほか、ドウェイン・ジョンソンが伝説のMMA(総合格闘技)戦士、マーク・ケアーに扮した『スマッシング・マシーン』(2026日本公開)で、自身6度目となるアカデミー賞ノミネートを獲得しており、3度目の受賞に期待がかかる。
■濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』国際長編映画賞<2022年>
第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督 写真提供:AFLO
2022年の第94回アカデミー賞では、村上春樹の短編小説『女のいない男たち』を基に、濱口竜介が監督・脚本を手掛けた『ドライブ・マイ・カー』(2021)が、国際長編映画賞を受賞した。授賞式には、西島秀俊、岡田将生、霧島れいか、パク・ユリム、ジン・デヨン、アン・フィテ、ソニア・ユアンらも出席。濱口監督は流ちょうな英語でスピーチし、「アカデミーのみなさまへ感謝いたします。ヤヌスフィルムとサイドショウとワーナーメディア150とシネティック、この映画をアメリカに持ってきてくれてありがとう」と感謝。出演者への感謝と祝福を語った。
■山崎貴監督、渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司『ゴジラ‐1.0』視覚効果賞<2024年>
映画『ゴジラ‐1.0』(2023) 写真提供:AFLO
そして2024の第96回アカデミー賞では、1954年に初めて姿を現して以来、日本をはじめ世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた「ゴジラ」の生誕70周年記念作品にして、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる『ゴジラ‐1.0』(2023)の山崎貴と渋谷紀世子、高橋正紀、野島達司が、アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞した。山崎監督は帰国後に出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、「夢の中みたいな感じでしたね。どっちを見てもスクリーンでしか見たことがない人たち」とうれしそうにコメントしている。
(文・寺井多恵)

