なぜいつも沈黙、セガール公認? 映画『沈黙』シリーズの謎

沈黙と言えば、スティーヴン・セガール。スティーブン・セガールと言えば沈黙。映画好きにとって、セガールと沈黙は切っても切り離せない。もはや、“セガール=沈黙”といっても過言ではないだろう。そして、現在、セガール最新作『沈黙のSHINGEKI/進撃』が絶賛公開中。そこで今回は、知っているようで知らない、“沈黙シリーズ”の謎に迫ってみたい。
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セガールの“沈黙シリーズ”は、1992年の『沈黙の戦艦』からスタートする。だが、同作の続編は『暴走特急』のみであり、以降、『グリマーマン』『DENGEKI 電撃』『ICHIGEKI 一撃』など、沈黙のつかないタイトルも登場するものの、『沈黙の断崖』『沈黙の陰謀』『沈黙のテロリスト』『沈黙の標的』『沈黙のステルス』等、『沈黙の戦艦』とはまったく関係のない、30作品以上の沈黙が存在。そこで、『沈黙のSHINGEKI/進撃』の宣伝担当者に、今回のタイトルはどうやってつけられたのか、その経緯を聞いてみた。
「“沈黙”が業界慣例ではないにしろ、まずセガール作品なので“沈黙”で始まることを考えましたが、アルファベットシリーズも候補にありました。原題が『ガンショットストレート』のため、当初は『沈黙の一撃』『沈黙の一撃/ICHIGEKI』など、一撃をガットショットと読む案や、『沈黙の切札』(切り札をジョーカーと読む)など、本当にたくさん候補を出しました。たくさん挙げすぎて、過去作とまったく同じタイトルも出てきたくらいで(笑)。まぁ、経緯らしい経緯はないので、なんとも答えようがないところなのですが…、時間があれば、ファンの皆さんと一緒にタイトルを考えたかったですね。ファンの方の反応も、作品の一部のように感じています」。