大御所のハリウッド俳優が復活! なぜ人気は再燃したのか
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ここまでの復活を遂げるのには、それ相応の魅力がなければいけないだろう。そんな彼らの強みとは?
「やはり、ブロスナンは5代目ジェームズ・ボンド役として『007』シリーズを興行的な面でも復活させた立役者であり、多くのファンを有しています。そこは大きいですよね」(『スパイ・レジェンド』宣伝担当者)。
「『ドラフト~』のアイヴァン・ライトマン監督は、主人公サニー役はケヴィン・コスナー以外には考えられなかったと話しています。脚本は当初、30代半ばの男性主人公を想定して書かれていましたが、ライトマンは彼の持つアメリカ的誠実さ、これまでの出演作、特にスポーツ映画での彼の存在感などを思い浮かべ、コスナーこそサニーに相応しいと感じたそうです。また、製作スタッフはコスナーの独特の親しみやすさを絶賛しています。このように、典型的なアメリカ人のイメージを持ち、親しみやすさのあるところが、ケヴィン・コスナーの強みではないかと思います」(『ドラフト・デイ』宣伝担当者)。
根強いファンが多いブロスナン、仲間から慕われているコスナー。過去に強烈な印象を残し、興収も期待できる彼らの需要は急上昇中。日本の若年層での人気復活は厳しいだろうが、高齢化社会の日本ゆえ、ある意味、彼らの人気は安泰かもしれない。