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<16年10月期ドラマ総括>『逃げ恥』ブーム&安定の『ドクターX』豊作だった秋ドラマ

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<16年10月期ドラマ総括>『逃げ恥』ブーム&安定の『ドクターX』豊作だった秋ドラマ
<16年10月期ドラマ総括>『逃げ恥』ブーム&安定の『ドクターX』豊作だった秋ドラマ クランクイン!

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 ここまで盛り上がるとは、誰が予想しただろうか。新垣結衣と星野源がW主演で挑んだ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は、かつてない盛り上がり方で社会現象になった。初回視聴率は10.2%でスタートし、第2話以降一度も視聴率を下げず、最終回は20.8%と大台を突破。ここまでブームとなった『逃げ恥』の魅力とは何だったのか。

【関連】『逃げるは恥だが役に立つ』フォトギャラリー

 『逃げるは恥だが役に立つ』は、自称小賢しい女・森山みくり(新垣)と、36歳で女性経験なし、真面目で人の好い津崎平匡(星野)が契約結婚をきっかけに、ときに迷い傷つきながらも、コミュニケーションを深めて真実の夫婦になるまでを描いたドラマ。エンディングテーマでキャスト陣が躍るダンスが話題になり、名物番組のパロディや小ネタなど、ほどよく見やすい脱力感もあいまって一大ブームを引き起こす作品となった。

 視聴率という点でいくと、年間を通してぶっちぎりのトップに君臨したのが、米倉涼子の当たり役シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)だ。初回視聴率が20.4%、最終回の視聴率が22.8%、平均視聴率が21.5%と、第2話の19.7%以外はすべて20%台をキープという安定した人気の高さを見せつけた。最終回では、米倉演じるフリーランスの天才外科医・大門と内田有紀演じる城之内博美との女の友情に涙する視聴者の声があふれ、当然ながら続編に期待が寄せられている。

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