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長澤まさみ、デビュー20周年! 『セカチュー』『キングダム』…さまざまな魅力放つ6作品

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■ それまでと一味ちがう“小悪魔”系女子を熱演 映画『モテキ』

 それまでの長澤の正統派、清純派というイメージをいい意味で壊し、女優として一皮向けたと認識されるようになったのは、同名ドラマの映画版『モテキ』(2011)の存在が大きい。森山未来演じる主人公の藤本を惑わすみゆきを演じ、セクシーさと小悪魔的な魅力がさく裂。森山との“セカチュー”コンビの再タッグで、長澤は見事な成長ぶりを印象づけた。本作をきっかけに、役柄の幅を大きく広げることとなる。

■ 168cmの長身が映える剣劇アクションが見どころ 『キングダム』

 累計発行部数6400万部を突破した人気コミックを実写化した『キングダム』(2019)は、中国春秋戦国時代を舞台にしたアクション大作。長澤は“山界の死王”と呼ばれ、他民族から恐れられる山の民の王・楊端和(よう・たんわ)を演じた。168cmの長身を生かした本格アクションは、ダイナミックで堂々たるもの。男性キャストらを存在感で圧倒するほどの迫力だ。先月地上波で初放送された際にはネット上に「剣劇アクションがカッコいい」「長澤のハマり役」「かっこよくて美しい」など、長澤の剣劇に大反響が寄せられた。

■ どこか憎めない詐欺師・ダー子 新たな代表作『コンフィデンスマンJP』

 一見、平凡で善良な姿をしたコンフィデンスマン(信用詐欺師)たちが、さまざまな業界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で金をだまし取る『コンフィデンスマンJP』シリーズ。長澤が扮するダー子は、天才的な知能と抜群の集中力で難解な専門知識も短期間でマスターする才能を持ちながら、無軌道な性格で天然、かついい加減で詰めが甘く、ハニートラップを使いたいのに、セクシーさがまったく相手に通用しないという、どこか憎めないキャラクターだ。美しさ、聡明さ、セクシーさ、ひょうきんさと、長澤の魅力が凝縮したダー子は、彼女にぴったりだ。7月23日には、昨年の『ロマンス編』に続く映画化第2弾『プリンセス編』が公開予定。マレーシアの“伝説の島”ランカウイ島を舞台に、長澤をはじめ豪華キャストが史上最大のコンゲーム(だまし合い)を繰り広げる。

 この20年で、女優としてさまざまな顔を見せてきてくれた長澤まさみ。彼女の今後がますます楽しみだ。(文:安保有希子)

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