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長澤まさみ、デビュー20周年! 『セカチュー』『キングダム』…さまざまな魅力放つ6作品

エンタメ

長澤まさみ、映画版『コンフィデンスマンJP』(2019)インタビューカット
長澤まさみ、映画版『コンフィデンスマンJP』(2019)インタビューカット クランクイン!

 2000年6月、13歳のときに映画『クロスファイア』で女優デビューし、今月キャリア20周年を迎えた長澤まさみ。映画、ドラマ、舞台と、多くの作品に出演し、今では日本を代表する女優の1人となっている。今回はそんな長澤の代表的な6作品をピックアップし、キャラクターやその魅力などを紹介していきたい。

【写真】長澤まさみ、華やかなドレス姿の数々

■ 志願のスキンヘッドで熱演 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』

 長澤を語る上で欠かせないのが、“セカチュー”の愛称で親しまれ、社会現象となった純愛映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)。本作で長澤が演じたのは、ヒロインの少女・亜紀。聡明でスポーツ万能、クラスの人気者だったが、17歳のときに白血病を発症し、その治療の副作用で髪の毛を失ってしまう。この展開に合わせ、長澤自身が申し出てスキンヘッドに。映画が大ヒットするとともに、長澤は数々の映画賞を受賞して大ブレイクに至った。

■ 初出演の“月9”で女子高生ヒロイン! ドラマ『プロポーズ大作戦』

 長澤初の「月9」ドラマとなったのが、2007年のラブコメディー『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)だ。大好きな女性に思いを告げられぬまま、彼女の結婚式に出るハメになってしまった山下智久演じる健が、過去に戻ってやり直すチャンスをもらい、思春期から大人になるまでの7年間を描いていくストーリー。長澤は体育会気質で明るく、負けん気の強いヒロインの礼に扮し、健と小気味いい痴話ゲンカを繰り広げた。多くの人たちが憧れた、“ザ・青春”とでもいうような高校時代の健と礼の様子や、セーラー服姿の長澤のみずみずしさとかわいさが突出していた。

■ DVに虐待…女性が闇に落ちていく姿を体現 ドラマ『ラスト・フレンズ』

 明るく、ハツラツとして誰からも愛されるキャラクターを数多く演じてきた長澤が、まさしく体当たりで挑んだのが、DVや性同一性障害、セックス依存症、性的虐待といった社会問題を真正面から捉えた2008年のドラマ『ラスト・フレンズ』。長澤が演じた美知留は、明るく一生懸命で優しい性格だが、優柔不断で流されやすく、他人に頼りすぎるところがある女性。家にも職場にも居場所がなく、職場の先輩からいじめられ、恋人の宗佑(錦戸亮)からは、同棲を始めた途端、激しい暴力と束縛を受ける。明るかった女性がどんどん闇に落ちていく姿を、長澤が見事に体現した。

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