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江口のりこは『半沢直樹』で大ブレイク 趣里、中村ゆり、松本若菜ら“信頼印”の助演女優たち

エンタメ

(左から)中村ゆり、趣里、松本若菜
(左から)中村ゆり、趣里、松本若菜 クランクイン!

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松本若菜

 主人公のサポート役やライバル役としてドラマを盛り上げる助演女優たちの活躍が目立つ今期ドラマ。限られた出番の中で、そのキャラクターの人柄やこれまでの人生までもが想像できてしまうような演技で、視聴者の心にしっかり爪痕を残す。ここではそんな、この人が出ていたら見てみたいと思わせる、視聴者の信頼も厚い、個性的な佇まいと抜群の演技力を誇る実力派女優を紹介していこう。

【写真】白スーツと嫌みな口調『半沢直樹』の白井大臣役で大ブレイクした「江口のりこ」

◆“白井国交大臣”役で大ブレイク―――江口のりこ

 まず注目したいのが毎週高視聴率を記録しているドラマ『半沢直樹』(TBS系/毎週日曜21時)で、国土交通大臣・白井亜希子役を演じる江口のりこだ。主演の堺雅人をはじめ北大路欣也、香川照之、柄本明といった演技派俳優たちがハイテンションな群像劇を繰り広げる本作。強烈な顔面力を誇る俳優陣の中にいても彼女が一切の引けを取らないのは、170cmの高身長と目の覚めるような白スーツが醸す存在感だけが要因ではない。実在の政治家やキャスターの名フレーズを絶妙にサンプリングしたユーモアあふれるセリフ回し、そして主人公・半沢と対峙(たいじ)した時の高飛車な態度、さらに8月30日の放送で屈辱の倍返しを喰らってしまった直後の鬼気迫る表情など、見事な演技力で野心に満ちた若手政治家役に説得力を与えている。

 そんな彼女は2000年に劇団東京乾電池に入団し、2002年に映画『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』でスクリーンデビューを果たすと、同時期にテレビドラマにも出演しキャリアを重ねた。2006年にはのちにシリーズ化もされる『時効警察』(テレビ朝日系)に出演。時効管理課の警察官・サネイエを演じ、オフビートな演技で視聴者の笑いを誘った。また『コウノドリ』シリーズ(TBS系)には、メディカルソーシャルワーカーの向井祥子役で登場。患者の生活支援や心のケアに真摯(しんし)に向き合う姿は多くの視聴者の共感を呼んだ。異色なところでは月9ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)では、関西弁を話すインド人・ニーシャ役、『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)では主人公の行きつけの中華料理店主・王丹役も難なくこなし、ストーリーにスパイスを与えた。
 
 江口はHey!Say!JUMP・山田涼介が主演し、田中圭と共演する金曜ドラマ『キワドい2人 ‐K2‐ 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系/9月11日より毎週金曜22時)にも、強行犯係の女刑事役で出演。白井大臣とは違うどんな顔を見せてくれるのか期待が高まる。

◆“メイ”と“ナギサ”さんを引き合わせる唯役で存在感―――趣里

 1日の放送で最終回を迎えたドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)で多部未華子ふんするヒロインの妹・唯を演じていたのは、バレエダンサーを経て2011年に女優デビューをした趣里。彼女が演じた唯は、ヒロインのメイと凄腕の家政夫ナギサさん(大森南朋)を引き合わせる本作のキーパーソン的な存在。明るく姉やナギサさんをサポートする一方で、母・美登里(草刈民代)との確執に悩んでいるという複雑な役柄を、趣里は持ち前の演技力で見事に体現した。

 そんな彼女は女優デビュー後、テレビドラマのみならず映画や演劇にも進出。2016年に出演したNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で注目を集めると、2018年の医療ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)では二宮和也ふんする医師・渡海をサポートするクールな手術看護師・猫田役を、2019年の『モトカレマニア』(フジテレビ系)には、浜野謙太演じる同僚・山下にアプローチをかける食品会社勤務の加賀千鶴役で出演。結婚を打算的に考える女性の心情を繊細な演技で表現した。

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