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『孤独のグルメ』大みそかに『紅白』『ガキ使』の裏で松重豊は何を食べてきたのか? 3年分を振り返ってみた

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『孤独のグルメ 2020大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~』場面写真
『孤独のグルメ 2020大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!~』場面写真(C)テレビ東京

 大みそかに見るテレビ番組といえば、年末の風物詩として長い歴史を持つ『NHK紅白歌合戦』や、もはや恒例となった“ガキ使”の「笑ってはいけない」シリーズが真っ先に思い浮かぶかもしれない。ただ、もう1つ忘れてはならない番組がある。いわゆる“飯テロ”番組のパイオニア『孤独のグルメ』の大みそかスペシャルだ。レギュラー放送とは別に、松重豊演じる井之頭五郎が、年越し前に生放送でグルメを堪能するシーンも定番となっている大みそかの放送は今年で4年目。過去3年に彼が何を食してきたのか振り返ってみた。

【写真】五郎(松重豊)今年は何を食べる? コロナ禍でマスク着用の五郎はなかなかダンディー

■うどんから焼肉まで瀬戸内を満喫していた2017年

 2017年放送の「大晦日スペシャル ~食べ納め!瀬戸内出張編~」では、香川県や愛媛県、広島県を巡りご当地グルメに舌鼓を打った五郎。香川県ではセルフ方式のうどん店でダシにコロッケをひたして堪能したり、愛媛県ではフレーク状のかんぱちを煮込んだ「かんぱちの炒り煮」とご飯の相性にいたく感動したりと、出張先でもいつもながらに満面の笑みを浮かべる。

 中でも、目を引いたのは広島県で立ち寄った川沿いの焼肉店・みっちゃんで五郎が出会った「コーネ」と呼ばれる牛肉の部位で、スライスした玉ねぎや一緒に注文した「豆もやし」を巻き、レモンだれを付けてご飯のお供にと頬張る五郎。ステーキのような「牛ロース」もたいらげ、締めとしてとんこつ醤油スープの「ラーメン」もすすり、いつになく幸せそうな表情を見せていた。

 その後、仕事のトラブルで成田へ向かう道中でそば屋へ向かった五郎は、早めの年越しそばとして「せいろそば」をすすりながら、新年に向けた思いを巡らせた。

■うなぎを求めて右往左往…2018年は京料理と名古屋名物に舌鼓

 2018年放送の「大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!」では番組冒頭から始終、夢にまで出てきたうなぎに悩まされていた五郎。店頭に「昼ごはん・うな重」と書かれたお店へ立ち寄るも、売り切れと聞き落胆したが、甘鯛を使った「ぐじ(京都での甘鯛の呼び名)の土鍋ご飯」や、大根を使った「かぶら蒸し」など京料理を満喫していた。

 その後向かった名古屋では、現地の喫茶店で定番の“モーニング”に心を奪われつつ名物の「あんトースト」を堪能。なおもうなぎに執着を残し“ひつまぶし”を求めながらも、たどり着いたのはもう一つの名古屋名物・台湾ラーメンのお店。中辛の「台湾ラーメン」と「ピリからにんにく炒飯」、ハーフサイズの「酢鶏」を注文し、ジョッキに注がれたお冷で独特な辛さと刺激を潤しながらたいらげていた。

 そして、出張を終えて最後に訪れたのは、東京・柴又駅近くのうなぎ屋。原作者・久住昌之らの演じる常連客が会話に華を咲かせていた店内で、ようやく念願のうな重にありついた五郎は「夢なら覚めないでくれ」と、舌鼓を打った。

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