映画祭や王室公務、街角ルックも 2020年セレブたちの印象に残ったマスク姿を振り返り!
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■王室もマスク着用で公務
・キャサリン妃(イギリス)
キャサリン妃(イギリス)、公務でのマスク姿 (C)Zeta Image
公務で大勢の人と交流するロイヤルファミリーも、今年はマスクが必須アイテムだった。英王室のキャサリン妃は、イギリスのキッズウェアブランド、アマイアキッズのフローラルプリントのマスクをご愛用。着回しコーデに定評のあるプリンセスは、マスクもいくつかのアイテムをヘビロテ中だ。
8月にケアホームを訪れた際は、フラワープリントのお気に入りワンピースに、ピンクの小花柄マスクをプラス。柄と柄の組み合わせも、長身のキャサリン妃だと気にならない。また、10月にインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究所を訪れた際は、ブルーのワンピースに、同系色の小花柄マスクをコーデ。白衣姿で顕微鏡をのぞき込む姿は麗しくもりりしかった。
・マティルド王妃(ベルギー)
マティルド王妃(ベルギー)、公務でのマスク姿 (C)Zeta Image
ベルギー王室のマティルド王妃は、攻めのマスク使いが脚光を浴びた。7月の建国記念日の式典では、オレンジとマゼンダの大胆なフラワーモチーフのワンピースに、同じ布のマスクを用意。プリントの配分を工夫し、統一感がありながらもくどくないのはおしゃれ上級者のなせる業。9月には、変わり種マスクが話題に。ブリュッセルで行われたカーフリーデーのイベントで美術館を訪れた一家は、ベルギーの画家ルネ・マグリットの絵画をモチーフにしたマスクをご着用! マティルド妃も、名画「ゴルコンダ」をモチーフにしたマスクで、シンプルコーデのアクセントに。そして同月、ヘントの聖バーフ大聖堂で行われたコンサートに出席した際は、スパンコールをあしらった煌びやかなワイドパンツと、同じデザインのマスクで華やいだ雰囲気を演出。TPOに合わせたマスクのチョイスがとてもお上手。
■マスクで投票を呼びかけ
マスクで支持候補を表明 ※「カーリー・クロス」インスタグラム
アメリカで大統領選挙が行われた今年は、マスクで投票を呼び掛けるセレブの姿も。ナオミ・キャンベルやケリー・ワシントンは、インスタに「VOTE(投票を)」と書かれたブルーのマスク姿で登場し、ファンに呼びかけた。トランプ大統領上級顧問でイヴァンカ・トランプの夫ジャレッド・クシュナーを義兄にもつカーリー・クロスは、マスクで民主党支持を表明し話題になった。
■番外編:マコーレー・カルキンがあのキャラで再び一世風靡!
マコーレー・カルキンの“絶叫マスク”姿が大人気 ※「マコーレー・カルキン」ツイッター
『ホーム・アローン』で世界中に愛されたマコーレー・カルキンは、映画に登場する絶叫シーンを再現したマスク姿をSNSに投稿してバズった。ツイッターでは、投稿後1時間で11万以上の「いいね」が寄せられ、1万7500回以上もリツーイト。その後も数は増え続け、「いいね」は86万以上に達している。
コロナ禍の象徴のようにすら思えるマスクも、こうしてみると、立派なファッションアイテムにして、自己表現の手段。さらに、ジョークのネタとしても活用可能。個性や立場、着用する機会によって、それぞれ違うところがとても良い! 味方につけると、毎日が豊かになりそうだ。(文・寺井多恵)