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Ado、『ONE PIECE FILM RED』歌姫・ウタの「人間くさいところは自分と似ている」

アニメ

『ONE PIECE FILM RED』より歌姫ウタ
『ONE PIECE FILM RED』より歌姫ウタ(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

 2022年7月22日、「週刊少年ジャンプ」での連載が25周年を迎えた超人気コミック『ONE PIECE』。そのアニバーサリーイヤーを盛り上げるように、この夏、劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』も公開。本作のヒロイン、歌姫ウタの歌唱キャストとして歌い手・Adoが参加。楽曲を提供したアーティストもそうそうたる面々で、大きな話題になっている。ウタの歌唱キャストという大役を果たしたAdoに、作品への思いを語ってもらった。

【写真】Adoが歌唱キャストを務めた歌姫ウタのパフォーマンス! 『ONE PIECE FILM RED』場面カット

■ウタは自分とは真逆の存在だと思った


『ONE PIECE FILM RED』より(左から)歌姫ウタ、ルフィ(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
――漫画&アニメ『ONE PIECE』とAdoさんの接点は?

Ado:『ONE PIECE』は私が生まれる前から連載されていて、幼い頃からテレビをつけるとアニメが放送されていたり、『ONE PIECE』好きの子たちも周りにいたり…とにかく、いろいろなところで『ONE PIECE』を見かけてきました。でも、歌い手として活動している自分が、こんな大きな作品に関わることは想像もしていなかったです。今回、「『ONE PIECE』の話が来たよ」って言われた時には、ビックリしました。

――しかも今回、赤髪のシャンクスの娘で、映画のヒロインである歌姫ウタの歌唱キャストでの参加になります。最初にウタのキャラクターをご覧になった時はどう感じましたか?

Ado:「こんなにカラフルでかわいい子なんだ!」って思いました。性格や設定に関しても元気なキャラクターだし、お茶目な女の子で。このビジュアルに私の声が乗るとは最初は思えないくらい(苦笑)。それが正直な感想でしたね。

『ONE PIECE FILM RED』より赤髪のシャンクス(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
――ご自身とウタに共通する部分は感じましたか?

Ado:自分とは真逆の存在だと思ったんですが、ストーリー、生い立ちを見ていると、「あ、そういう思いで歌っていたんだ」というのが分かってきたんです。いい意味で人間くさいんですよ。歓びや楽しい気持ちだけでなく、怒りや憎しみ、悲しいという感情もウタは分かりやすく表現していて。すべてをあらわにする歌姫って初めてじゃないかなって思います。そんな人間くさいところは少し自分と似ていると思いました。

――実際に映画をご覧になった感想は?

Ado:それぞれのシーンが面白かったとか、ウタがかわいいとか、感動したとか、そういう部分もありますけど、この映画には一貫してとんでもないテーマがあるんだなと。ウタとシャンクスの関係性も、私たちが思うより深いものがあると思いました。どうしてウタが歌うのか、なぜ新時代を築きたいのか―。やはりそこにはシャンクスが鍵になっているのかなって思います。ルフィにとってもシャンクスは大きい存在だし、ウタも幼少期からルフィと関わっていたので、それが作品の重要な部分を描いている気がしました。

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■各アーティストの方々の個性を取り入れたらどうなるか…その挑戦が面白かった

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