『仮面ライダー』でいられる時間を大切に 前田拳太郎&簡秀吉、先輩から後輩へ送るエール
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『仮面ライダー』50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』と最新作『仮面ライダーギーツ』がクロスオーバーする映画『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』。先日『仮面ライダー龍騎』が参戦することが発表され、話題を集めている本作が、12月23日にいよいよ公開となる。『リバイス』で五十嵐一輝を演じた前田拳太郎と『ギーツ』で浮世英寿を演じる簡秀吉は、プライベートでも仲の良い関係。そんな前田が『仮面ライダー』の先輩として、簡へ伝えたい思いとは。本作の見どころと合わせて聞いてみた。
【写真】撮影中もずっと仲良し! ニコニコで肩を組む前田拳太郎&簡秀吉
■「かんきち」「けんちゃん」 プライベートも仲良しな二人
――お二人はもともと仲良しとのことですが、改めて本作で共演してみて、お互いの印象に変化はありましたか?
前田:まず僕は彼のことを“かんきち”と呼んでいるので、ここでもそう呼ばせてもらってもいいですか?
簡:いいですよ(笑)。
前田:(笑)。かんきちとは『リバイス』の最終話で共演してからプライベートでもよく会うようになったんです。クールに見えるけれど、いつもは「けんちゃん! けんちゃん!」って感じなんです(笑)。
ただ、今回の映画で久しぶりに共演してみて、現場での顔つきやたたずまいの変化に驚きました。現場では真面目な感じで「よろしくお願いします」とあいさつしてくれて、完全にお仕事モード。それだけ、作品としっかり向き合っているんだなと思いましたし、『ギーツ』のいち視聴者として今後がより楽しみになりました。
簡:(前田と)はじめて会ったときは、めちゃくちゃ格好いいし、身長も高いし、ライダーとしての器も含めていろいろと大きい方という印象でした。すごく刺激を受けましたね。
それからプライベートでも会うようになって、今回の映画で再び共演することになり、改めて「背中で語ってくれる男だな」と思いました。芝居の向き合い方、現場での立ち振る舞いなど、勉強になることばかりです。
――続けて、お互いが演じるライダーの印象についても教えてください。
『仮面ライダーリバイス』 「ギーツ/リバイス」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
前田:『リバイス』は家族がテーマということもあり、ライダーとしてもヒーローとしても、子どもたちにとっての「近所のお兄ちゃん」くらい身近な存在でいたいなと思って演じていました。
『ギーツ』はその真逆。1人で戦うヒーローという印象を受けます。それは、『仮面ライダー』らしいライダーとも言えると思うんですよね。僕も小さいころは『ギーツ』のような強くてかっこいい孤高のヒーローに憧れていました。だから、今の子どもたちもきっと『ギーツ』に憧れるんじゃないかな。それくらい格好いいです。
『仮面ライダーギーツ』 「ギーツ/リバイス」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
簡:何が起きようとも真剣なまなざしで敵に向かっていく『リバイス』の姿に、心ひかれました。『ギーツ』の場合、戦いを遊びと捉えている節があるんですが、リバイとバイスは必死に家族を守るために命を懸けて戦っている。その姿が本当に格好いいですね。