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中川大志、“武士の鑑”から“DQNチャラ男へ”驚異の振り幅 コントが大きな経験に

映画

■『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』の経験はいろいろなところで生きている

 しかも、大いに話題になった大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で“武士の鑑”と称された畠山重忠を熱演中に、本作の撮影があったというのだ。両極端なキャラクターを演じ分けるのは大変だったのではないだろうか――。

 しかし中川は「大河ドラマの撮影は1年ぐらい経過していたので、『ブラックナイトパレード』の撮影が入ってきても、畠山重忠という人物がブレることはなかった。その意味で、カイザーというキャラクターをどこまでテンション高く演じられるかというのが課題でした」と語る。


 そんな課題を挙げていた中川だったが、カイザーの振り切った芝居は、畠山重忠を演じている俳優と同一人物なのか――と驚かされるほどの清々しさだった。一方で、ただテンションが高いキャラではなく、染み入るような内に秘める感情も味わえる。中川自身も「カイザーのバックボーンが見える瞬間をしっかり勝負できるように」と意識していたという。

 演じる役のふり幅はもちろん、同一キャラでも多面的に見せる人物へのアプローチ。特にカイザーの見せる抜群の瞬発力は、NHKで放送されているバラエティ番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』に出演していたときの中川を彷彿とさせる。

 「本当に『LIFE!』という番組はめちゃくちゃ大きかったです。どんな感情もそうなのですが、特に笑いって感覚的な部分が大きいので、どこで出るのか、どこで引くのか…そういう部分も含めてものすごく勉強になりましたし、自信にもなりました。コントとお芝居というのは違う部分もありますが、『LIFE!』の経験はいろいろなところで生きています」。

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■「期待には絶対応じられるんだ」という強い思いで進む俳優道

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