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市川染五郎、親子3代で木村拓哉と共演 現場で実感したすごさ&何度も見ている意外な番組とは

映画

市川染五郎
市川染五郎 クランクイン! 写真:松林満美

 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では尊敬する父・義仲のために生きる源義高を美しく儚く演じた市川染五郎。そんな彼が次なる映像仕事で出会ったのは、誰もが認める“ハマり役”、木村拓哉主演の『レジェンド&バタフライ』で演じた森蘭丸だ。10代の儚く気品溢れる美少年役を一手に引き受けつつある今の心境とは? また、主演・木村拓哉に抱いていた「スーパースター」なのに「身近」という印象は、共演を経てどう変わったのか。さらに、インタビューの中では意外な“笑いのセンス”も見えてきて…末恐ろしい17歳の片鱗に迫る。

【写真】市川染五郎、17歳とは思えない色気 撮り下ろしフォト(7枚)

■幼少から何度も繰り返し見ている、”憧れ”木村拓哉の意外な番組名

――森蘭丸役はまさしくハマり役ですが、お話があったとき、ご自身はどう思いましたか。

染五郎:森蘭丸は10代で死んでしまう役なので、10代ならではの儚さを出せる年齢として、10代のうちに1度は何らかの形で演じたいと思っていた役でした。お話をいただいた時はうれしかったですね。でも、それよりも正直、主演が「木村拓哉さん!」ということで最初は頭がいっぱいでした。祖父(二代目 松本白鸚)も父(十代目 松本幸四郎)も、特に叔母(松たか子)などは何度も共演させていただいている方なので、「スーパースター」なのに不思議とそのお名前は身近に感じていて、そこにご縁を感じました。

――ご家族からは木村さんについて、どんな話を聞いていましたか。

染五郎:父からは「現場のことを広く見て、神経を張り巡らせながらいろんなものを観察していて、常にいろんなところに気を配っている方」だと聞いていました。実際に現場をご一緒して、本当に常に作品全体を細やかに見ていらっしゃるのは、すごいなと感じましたね。


――木村さんの出演作を観ることは? 好きな作品はありましたか。

染五郎:『TV’s HIGH』(2000年~2001年/フジテレビ)という、ドラマ仕立てのバラエティ番組があって、それをちっちゃい頃からずっと繰り返し観ています。

――! 意外なチョイスです!

染五郎:宮藤官九郎さんなどが脚本を手掛けていて、あまり観たことのない独特な世界観で面白いんですよ。もともと父が見せてくれたのですが、シュールな笑いが好きなので、自分を作る要素の1つになっている気がします。ちっちゃい頃から、吉本新喜劇とかドリフとかが大好きで、父もお笑い好きなので、お笑い好きの血が流れているのだと思いますが(笑)。

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■「イメージそのまんま」 木村拓哉のすごさを実感

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