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鈴木亮平が考える、人を愛する「狭義のエゴと広義のエゴ」 宮沢氷魚もイメージに変化

映画

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鈴木亮平

宮沢氷魚

■活躍中の鈴木亮平と宮沢氷魚が鎧をまとう瞬間は?

――話は変わりますが、作品の最初のほうで、浩輔がブランド服という“鎧”をまとって地元に帰省します。おふたりにも鎧をまとっていると感じる瞬間はありますか?

鈴木:鎧とは違うのですが、僕も作品とちょっとかぶるというか、東京にいる自分と関西にいる自分ではキャラクターが少し違う気がします。意識しているわけじゃないんですけどね。喋っている言葉なんですかね。標準語を話しているときの自分というのは、割とすっとしているというか、謎の怪しい誠実感みたいなものが醸し出されるんですけど(笑)、関西に戻ると、毒舌のお兄ちゃんみたいな感じになる。大げさに言うと、ですよ(笑)。でももうどちらが本当の自分か分からないんですよね。ただ言葉によって変わる感じがあって、不思議ではありますね。鎧とは違うんですけど。

宮沢:僕はめちゃくちゃ恥ずかしがりやで、人前に立つのがずっと嫌いでした。そんな自分が嫌でこの仕事を始めた部分もあるんです。この仕事は強制的に人の目にさらされますから。でも今でも人前に立つのも、スポットライトを浴びるのも得意じゃないんですよね。だから、こうして表舞台に立つときには鎧を付けているのだと思います。


――最後にもうひとつ。本編中、浩輔は自分にスイッチを入れるために眉毛を描きます。おふたりには自分にスイッチを入れる儀式のようなものはありますか?

鈴木:何だろう…氷魚くん、何かある?

宮沢:僕は香水です。映像だと気にする方もいると思うので気を付けますが、雑誌の撮影だったりすると、家を出る直前に、香水をちょっとだけ手首につけるんです。それで仕事でも日常でも、ガッと気合が入ります。数時間で香りの消えるくらいの軽いものですけどね。

鈴木:香水かぁ。僕は、仕事だと衣装に着替えれば気持ちが切り替わるけど、それまではダルっとしてますね(笑)。日常では、「部屋を片付けなきゃ!」といったときには音楽を聴いたりするかな。総じて普段の僕は、あんまりスイッチを入れるタイミングがないんですよね(笑)。

(取材・文:望月ふみ 写真:池村隆司)

 映画『エゴイスト』は公開中。

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