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森本慎太郎の目の変化に「鳥肌」、高橋海人の演技に「こいつ半端ねー。天才」【『だが、情熱はある』インタビュー】

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■森本の目の変化に「鳥肌が立った」(高橋)

――まだほとんどお2人でお芝居をしていないとのことでしたが、お互いの演技をオンエアで見てどんな印象を持ちましたか?

高橋:山里さんが誰と組んでもうまくいかなかったところから、しずちゃんを見つけて、いろいろありながらも「ここからは乗り越えていくんだ」と決意したところの目は、1話の時とは全く違いますよね。6話を観たとき、鳥肌がたったぐらい。毎話目つきが変わっていくところはすごいなって思いました。

森本:オンエアを見るたびに「(高橋のことを)こいつ半端ねー。すごいな。天才だな」って思っています。ある意味で悔しさも覚えますね。でもそういう思いがありながらも、めちゃくちゃオードリーの芝居を見て楽しんでいるんですよね。すごくいい刺激を受けています。

――お2人とも映画・ドラマと作品を重ねていますが、こうして実在している人物を演じることで、学べたなと感じていることは?

高橋:僕はこうしていま輝いている方を再現するというのは初めてでした。しかも連絡先を知っているぐらいの距離間の人で…。いつものように一から作っていくのではない役作りって、最初はどんな感じなのだろうと思っていたのですが、答えにどこまで近づけるべきなのか…とチューニングしていく作業ってすごく楽しいなと思いました。あとは、この作品の特徴かなと思うのですが、生々しい描き方をされているので、自分ならどう考えるだろうと、必然的に自分と向き合うようになりました。それはすごく大きな経験でした。

森本:僕は山里さんとは中身が全く違うなと感じていたんです。山里さんって超努力家で、努力する天才。僕は努力をしない人なので(笑)。もちろんこれまでの作品も自分とは違う役を演じる瞬間ってありましたが、どちらかというと自分側に寄せていくようなアプローチだったんです。でも今回は山里さんに寄せるような方法をとったことで、これまでまったく自分になかった感情や行動を知ることができました。こうした役作りって、今後お芝居の仕事をするうえで、非常に大きかったです。

――いよいよ後半戦に突入しましたが、このドラマを通してどんなことを感じて欲しいですか?

高橋:バラエティ番組などに出演させていただくと、オードリーさんをはじめ、皆さん天才で、神から与えられた才能なんだろうなと思っていたんです。でもこの作品に入って、若林さんを演じたことで、もちろん才能もありますが、すごく丁寧に一つ一つ努力をされているんだなと感じました。悔しい思いをして、心が折れそうになりながら、乗り越えていく姿は、多くの人の生きる希望になるのかなと。みんなとは言いませんが、誰か一人でも深いところに刺さって、その人のバイブルになってくれたら、とても嬉しいです。

森本:いま山里さんって朝の顔をやっていますし、めちゃくちゃ好感度が高いじゃないですか。だからこそ、このドラマで「うわ、山ちゃんって昔こんなだったんだ……」と思ってもらえたら成功なのかなと。どれだけ山里さんの下の部分を深く作れるか。その辺りを観て欲しいです。

(取材・文:磯部正和)

※高橋の「高」は「はしごだか」が正式表記。

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