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迫田孝也、『VIVANT』『ハリポタ』大活躍の1年 新年は俳優を目指すきっかけの三谷幸喜と再タッグで幕開け

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◆三谷幸喜は「得体の知れない人です」


舞台『オデッサ』に出演する(左から)迫田孝也、柿澤勇人、宮澤エマ
――柿澤さん、宮澤さん、迫田さんと、芸達者な皆さんがそろう稽古場の雰囲気はいかがですか?

迫田:みんなめちゃめちゃ英語が上手なんですよ! 宮澤さんはわかるんですけど、柿澤君が稽古初日から英語のセリフをペッラペラしゃべっていて。「あれ? カッキー、インターナショナルスクールとか行ってたの?」って思うくらい普通に使いこなしているので、そんな武器を隠し持っていたんだと驚きました。年齢で言ったら僕は2人よりも上になるんですが、尊敬しています。稽古場で対峙し、英語でやり合ってるおふたりを見て、すごいなって思いながら同じ舞台上にいます(笑)。

――今回迫田さんが演じられるのは、殺人容疑がかかる日本人旅行者ということで、巷では、「また迫田さんに容疑が…」との声もありました。

迫田:ドラマでそういった役が多かったからですかね(笑)。ただ迫田がやっているだけで、“あいつが普通にいなくなるわけない”っていう印象を抱かれますので、今回はそんな印象を払拭したい、裏切りたいなと思っています(笑)。

――今回演じられる役のここを見てほしい!というポイントはありますか?

迫田:鹿児島弁を話す役で、英語はまったくわからないという役なんですが、英語をちゃんと聞いていないと、自分のセリフをいいタイミングで入れられないんです。陰で迫田孝也は英語もめっちゃ聞いているからな!というところも見ていただきたいです。わからないふりをしていますが、脳みそはフル回転しています(笑)。


――(笑)。迫田さんと三谷さんは、映画『マジックアワー』からのお付き合いですね。

迫田:初めて三谷さんとお会いしたのは、『マジックアワー』のオーディション会場でした。『うわ―! 本当にいるんだ』って思って。映画『12人の優しい日本人』を観て、「僕はこの人と一緒に仕事をするんだ!」と思って俳優を目指して上京してきたので、やっと来たこのチャンスは絶対ものにしてやる!という思いでオーディションを受けました。

――三谷さんは迫田さんについて「俳優迫田孝也さんの得体の知れなさは底なしだ」とおっしゃっていましたが、迫田さんにとって三谷さんはどんな方ですか?

迫田:得体の知れない人です(笑)。本心は全然わからないです。作品としてはいろいろ関わらせていただいているんですが、僕と話している時も、これは本当のことを言っているのか、嘘のことを言っているのか…、まったくわかりません(笑)。

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◆『ハリポタ』ロン役は「演じるというよりも楽しんでいるという感覚の方が強い」

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