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SUPER EIGHT・丸山隆平「自分の経験を拡張していきたい」 演劇人として欲する“場数”

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丸山隆平

SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)

◆演劇人として欲する「場数」


Bunkamura Production 2024『ハザカイキ』公演ビジュアル
 SUPER EIGHTとしての活躍もさることながら、近年はコンスタントに舞台に出演し、俳優としての立場も確立する丸山。これまでの俳優経験で得たものは「場数」だと振り返る。しかしまた、今後、俳優として得たいものも「場数」という。

 「僕は演劇人としては場数が全然足りていないんですよ。恵まれていることに、これまで主演しかやらせてもらっていないのですが、それはある意味では不幸でもあると思っています。“受け”しか知らないんです。主演としてできることもありますが、二番手、三番手だからこそ見られる景色もある。そういう意味でも、場数が欲しい。それから、毎回、演目が変わればゼロからのスタート。この間、これがうまくいったから今回もうまくいくなんて甘いもんじゃない。それくらい、毎回変わるので、とにかく場数と経験が必要だと思います。今回も場数がいただけますし、稽古期間もいただけるので、自分の全てを引き出して、何ができて何ができないのかをもう一回確認し、自分の経験を拡張していきたいと思っています」。

 言葉の端々から、丸山の本作への真摯な思いが伝わってきた。最後に「もしも、芸能記者になったら?」と質問すると、「長い時間、待てないので向いてない」と笑いながら答えてくれた。

 「例えば、ラーメン屋さんを調べて行こうとするんですが、みんながいいと言うところに行ったとしても味の保証がない。その人たちの舌と僕の舌が合うか分からないから、そのお店が美味しいか分からないじゃないですか。分からないのに並ぶのは耐えられないんですよ。自分の行きつけで、ここは絶対に裏切らないというところに並ぶのはいいんです。記者の方もきっと同じで、撮れるかどうかも分からないのにずっと張り込んで待たなくてはいけない。それが僕には無理ですね」。

 劇中で、丸山はどのような芸能記者を作り上げるのか。期待が高まる。(取材・文:嶋田真己 写真:高野広美)

 Bunkamura Production 2024『ハザカイキ』は、3月31日~4月22日に東京・THEATER MILANO‐Za、4月27日~5月6日に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。

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