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『デカレンジャー』が再集結! 20周年記念Vシネマと高知の地方創生に込めた思いとは

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さいねい龍二

林剛史

伊藤陽佑

菊地美香

吉田友一

■関係性も現場の雰囲気も「当時と変わらない」

――久しぶりに制服を着てみての“着心地”はいかがでしょうか?

(左から)林剛史、さいねい龍二、伊藤陽佑
さいねい:僕が今着ているものは、レギュラー放送で着ていた制服じゃないんですよね。みんなと同じ衣装が着たかったな(笑)。せっかくの20周年なので、是非どこかのタイミングで着たいですね。

菊地:私は全く着心地が変わらないかも。当時よりはちょっとスカートを伸ばしてもらったけど(笑)。

林:僕は当時からずっと思っていることがありまして、ここ(足についている金具部分)いる? っていう(笑)。夏場の撮影でアスファルトに倒れるシーンがあると、熱を吸収してとんでもなく熱くなるんですよね。芝居中なのに「あっつ!」と言ってしまうくらい。火傷するレベルですよ!

菊地:もともとスタイル良いから気にならないけど、それがあることによってスッと見えたりするよ? かっこいいじゃん!

林:龍二とかは当時よりガタイが良くなったけど、サイズアップしたりしたの?

さいねい:ゆとりをもって作ってもらっていたから、今回そんなに手を加えてもらってないかも?

林:そうなんだ。俺は当時より痩せたから、当時よりもだいぶベルトの穴が縮まっちゃった(笑)。

――作品を拝見させていただきましたが、皆さんのスタイルも作品のテンション感も、当時と全く変わっていない!と思いました。

(左から)吉田友一、菊地美香
さいねい:本当ですか? ありがとうございます! でもそれはきっとプロデューサーの狙い通りなんだと思います。僕も最初に台本をいただいた時は「周年作品だから、ド派手な展開があるんだろう」みたいな特別感を期待していたんです。だけど実際はそんな特別感はなかった。それをプロデューサーにぶつけてみたところ、「それが狙い」なのだと仰っていました。TVシリーズから20年が経ちましたが、「S.P.D」内では毎日・毎週何かしらの事件が起きて、変わらない日常が続いている。「ずっと続いている日常の中の1日」を描いた作品なので、特別感がなくて当然なんです。それを聞いて「なるほど!」と理解しました。

林:本当にその通り。TVシリーズの最終回(第50話)以降の物語は皆さんの頭の中で自由に想像してもらって、それが『ファイヤーボール・ブースター』へと繋がると思って劇場に足を運んでもらえれば。

伊藤:きっとその中でも何かしらの事件が起きて、プライベートでも色々変化があったんだろうな…ってね。

林:テツは副所長になったしね!

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

伊藤:それもあんまり変わんないかなぁ。

吉田:当時から、そんなに干渉し合うような関係性じゃなかったしね。それぞれの距離感を保ちながら現場にいて、カメラ前ではちゃんと仕事する、という感じ。そこは変わっていませんでした。

菊地:TVシリーズが終わってからも連絡を取り合っていたり、オンラインサロンがあったからこの企画が始動してからも月に1回オンラインで顔を見ながら話す機会もあったので「久しぶり」という感じもなかったんです。

林:イベントで全員集合する機会もあったので、歴代のスーパー戦隊の中で見ても相当密に関係性を築いている方だと思います。

伊藤:お久しぶりでいうと、白鳥スワン役の石野真子さんかな?

菊地:確かに! 真子さんが現場に入られると、やっぱり温度がグッと上がりました。

林:みんな当時と変わらないから、当時のままの良い雰囲気で撮影することができました。

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■長妻怜央&川村文乃の印象は「現場に溶け込む姿が本当に素晴らしかった」

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デカレンジャー再集結!20周年作品&高知の地方創生に込めた思い『デカレンジャー20th』スペシャルインタビュー

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