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花澤香菜の“妥協しない”信念「役に全てをかける」演技哲学を語る

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■花澤香菜が「これだけは捨てたくない」もの

――物でも、信念でも、花澤さんが「これだけは捨てたくない」と思っているものを教えてください。

花澤:「妥協したくない」という気持ちでしょうか。長く仕事を続けていると、求められているものや、求められている“程度”みたいなものがわかってきてしまうんです。「こうしておけばいいでしょ」となってしまいそうになる時はあるのですが、それは違うぞと。せっかく私に任せてくれたのだから、今の私の全力を出せるようにとは常に思っています。

花澤香菜
――近年、母親役を演じることが多くなったりと、役幅・活躍の幅も広がってきていると思います。妥協しないことが、新しいことへのチャレンジに繋がっているのでしょうか?

花澤:どうなんでしょうか。いきなり新しい役をいただけたというよりかは、現場での演技を見て「次にこんな役をやってほしい」「こんな役を見てみたい」と監督やスタッフさんが思ってくれて、次に繋がっているという感覚です。1つ1つの現場を全力で頑張るしかないんだなと。これからも妥協せずに頑張っていきたいですね。

――最後に、花澤さんが思う本作の注目ポイントをお願いします。

花澤:今の自分が捨ててはいけないものはなんだろうか、と考えながら観てほしいです。自分と向き合う時間を作ってくれるようなテーマを持った作品だと思うので、ぜひキャラクターを自分に置き換えて観てもらうと、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

花澤香菜
(取材・文:米田果織 写真:吉野庫之介)

 『劇場版モノノ怪 唐傘』は、全国公開中。

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