趣里&ジェシー、“ドラマ初共演”の関係性を役にも反映 掛け合いは早くも息ぴったり!
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ドラマ『モンスター』場面写真 (C)カンテレ
――お二人は今回が初共演ですが、お互いの印象は?
ジェシー:4年前にバラエティー番組でご一緒しました。その時の印象が強いです。明るい方だなと。
趣里:こちらこそ、場を盛り上げてくださって明るい方だなと思いました。
――初共演でバディとして絡みの多い亮子と杉浦を演じられます。2人の関係性はいかがですか?
趣里:振り回しまして、大迷惑だろうなって思ってます(笑)。
ジェシー:すごいですよね。杉浦は慎重派なのに、亮子はどんどん行っちゃうからついていく。演じるほうも「どこ行くの?」ってハラハラしますよ(笑)。でも、杉浦としては納得していない部分もあるけれど、めちゃくちゃできる人が来たなと認めざるを得ない部分もある。じゃ、ついていくしかないかと。
趣里:一緒にお芝居をさせていただくのは初めてなので、ある意味、この状況と似ているかなとも思います。(演技も)お互いどう出るのかな?っていう感じでいきません?
ジェシー:どうなるのか分からないからね。
趣里:何が出てくるか分からない面白さっていうのはあります
趣里&ジェシー:ねー(笑)。
趣里:この状況と台本の状況を重ね合わせちゃおうっていう
趣里&ジェシー:ねー(笑)。
趣里:撮影が進むにつれて、作品と一緒に2人のバディ感も育っていきそうな予感がします。まだ台本も途中までですけど、これから2人にプライベートな出来事も起きていくので、その時の2人がどうなっていくのかが楽しみです。
ドラマ『モンスター』で杉浦義弘を演じるジェシー (C)カンテレ
――本作のタイトルは『モンスター』ですが、ご自身の中に“ここはモンスター級だな”と思う部分はありますか?
趣里:心配性で気にしすぎるんです。まだ言ってるの?っていうくらい、「大丈夫かな?」って…。舞台だったら初日とか本当に緊張しますし、ドラマの初日もメンタルがもう…。
ジェシー:一緒です。気持ち悪くなりますよね。よくよく考えたらちっぽけなことなんですけどね。舞台でセリフを噛んだとしたら、「嚙んじゃった…」と心の中で思いながらセリフを言って。
趣里:わかる!
ジェシー:そういう心配性は僕もあります。モンスター級でいうと、独り言が多いですね。テレビに向かってつっこんだり、「あれ?どこ置いたっけ?」って1人で言ったり。
趣里:そんなドラマみたいなこと本当にあるんですね!
ジェシー:あれは僕から生まれたんだと思います(笑)。ほかにも、嫌なことがあったら風呂場でずっと演説してます。1人で「みんな、聞いてよ。こんなことがあってさ…」ってストレス発散。
趣里:(笑)。それは楽しそう。いいですね、やってみようかな。
――最後に作品を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
趣里:作品のテーマが現代の日本の、正直すごく難しい問題や、「そこフォーカスするんだ!」っていう問題を描いているので、そうした問題を知ったり、考えたりするきっかけになる作品だと思います。心強いキャスト、スタッフの皆さんと、毎週見て何かを感じていただけるようなドラマをお届けできるよう頑張ります!
ジェシー:どんどん亮子さんがモンスター級に自由行動をしていきます。それが軸となって事件を解決していく魅力がある作品ですので、ぜひ楽しみにご覧ください。
(取材・文:沢渡浩介)
ドラマ『モンスター』は、カンテレ・フジテレビ系にて10月14日より毎週月曜22時放送。