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川栄李奈、怒りや悔しさもモチベーションに突き進んだ芝居の道 2025年はAKB48卒業から10年&30歳と節目の年に

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◆「今に見ていろ」怒りは原動力になる


映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』場面写真(C)2024アングリースクワッド製作委員会
 観ているこちらも応援したくなるような魅力を放ちながらさくらを演じた。「気が強くてまっすぐな信念を持った女の子」と役柄を分析した川栄は、「私も曲がったことが嫌いなので、さくらとは似ていると思います」と笑顔。不正に対して抱く“怒り”も、さくらが前進していく上での大きな原動力となるが、「私も常に、怒りや『悔しい』という思いが原動力になります」と告白する。

 「オーディションに落ちた時などは、『悔しいな』と思います。監督やスタッフの方に『この子を使っておけばよかった』と思わせてやりたいという気持ちが芽生えてきたりと、私の中の原動力はほぼそれになるかも」と照れ笑いで素直に打ち明けながら、「だから落ち込まないんです。『今に見ていろ』と思って、すぐに切り替えられる。むしろそれが力になる」と持ち前のガッツで、役者道を突き進んでいる。

 2015年にAKB48を卒業後、出演作を重ねるごとに俳優としての評価をぐんぐんと高めてきた。来年はAKB48を卒業して10年。2月の誕生日で30歳となる、節目を迎える。この10年を振り返ると、川栄は「あっという間でした」としみじみ。俳優としてこれほど出演作を重ねていける未来は「想像していなかった」そうで、「私は『女優になります』と言って、AKB48を辞めました。『大丈夫なの?』と言われることもあって、そこでも『見てろよ』という負けず嫌いな性格が出てきていました。『やってやる』と思っていましたね」と目尻を下げる。

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◆AKB48での経験、朝ドラ、ロンドン公演…すべてを糧に30代へ

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