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『薬屋のひとりごと』大塚剛央&小西克幸が語る、“猫猫と壬氏の関係性”に思わず一言

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テレビアニメ『薬屋のひとりごと』インタビューより(左から)小西克幸、大塚剛央
テレビアニメ『薬屋のひとりごと』インタビューより(左から)小西克幸、大塚剛央 クランクイン! 写真:吉野庫之介

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大塚剛央

小西克幸

  現在、第2期が好評放送中のアニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)は、後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫(まおまお)が、さまざまな難事件を解決する、シリーズ累計3800万部突破の同名小説(著者:日向夏・イラスト:しのとうこ)が原作。2023年10月よりテレビアニメの放送が開始され、各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクイン、TVerアワード2023特別賞を受賞するなど、大きな話題となった。クランクイン!ではこのたび、壬氏(じんし)役の大塚剛央、高順(がおしゅん)役の小西克幸にインタビュー。第2期決定の喜びのほか、お互いのキャラクターの好きなところ、また猫猫役・悠木碧の演技に対する印象も語ってもらった。

【写真】大塚剛央&小西克幸のインタビュー撮りおろしが満載!

■待望の第2期がスタート! 壬氏、高順にも変化が

――第2期の放送決定が発表された際、大きな反響がありました。ファンから喜びの声が多く上がりましたが、おふたりはどのような感情になりましたか?

大塚:第1期の収録中は、僕は第2期があるかどうかは知らなくて、収録が終わってからしばらくしてマネージャーさんから聞いて、とても嬉しかったことを覚えています。第1期のアニメが始まる前にアフレコはすべて終わってしまっていたので、共演者の方と一緒に「わ~!」と喜ぶタイミングがなかったことが残念です(笑)。放送開始前は、ここまで反響があることも予想できておらず。こうして多くの方に愛してもらえて、第2期決定を喜んでもらえていることも嬉しいです。

小西:僕は最終話のアフレコの時に、スタッフさんから「次もありますので~」ということを何となく聞いていて。第1期ではまだ謎が明かされていない部分も多く、みなさんも気になっていることがたくさんあると思うんです。先が見たいと僕も思っていたので、正式に第2期決定が発表された時はとても嬉しかったです。

――おふたりにも、ファンから第2期を望む声は届いていましたか?

小西:はい。この『薬屋のひとりごと』という作品に関しては、ファンの方やアニメ関係の方以外からも「見てます!」と言われることがとても多くて。アニメが好きで日常的によく見ている人だけでなく、本当にたくさんの方が見ていることを実感していたので、世界が広がっている感じがして嬉しく思いました。

テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期キービジュアル(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
――第2期で壬氏、高順を演じる上で、何か変化を意識されていますか?

大塚:演じ方を変えようとは思っていないのですが、第2期では壬氏自身が変化し、成長していく様が顕著に描かれているので、キャラクターの見え方は変化すると思います。僕もそれに寄り添って演じていこうと思っています。先ほど小西さんもおっしゃっていましたが、第1期で残った謎は壬氏に関することも含まれていて、第2期ではそこに触れられていくことになります。それもしっかり意識していきたいです。しかし、謎が多い一方で、コミカルな一面も持ち合わせているので、メリハリつけて演じていこうと思っています。

大塚剛央
――そんな壬氏のどんなところが好きですか?

大塚:すごく真面目なところでしょうか。仕事や立場にしっかり向き合っている一方、なかなか人への気持ちのぶつけ方が上手くいっていないところが、ファンの皆様に“魅力”として映っていると感じます。演じながら「もっと素直になればいいのに!」と思うこともありますが、そのもどかしさが作品の魅力にも繋がっていると思っています。

小西:僕も壬氏の好きなところを言っていいですか?

大塚:え!? ぜひ!

小西:僕が思う壬氏の好きなところは、猫猫や高順以外の人間に愛想が良くなって、余所行きの声になるところです。見ていて楽しいから(笑)。

テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
――そんな小西さんは、高順の印象や、第2期で変化を加えようとしているところはありますか?

小西:高順は、仕事に誇りを持っているキャラクター。壬氏が小さい頃から面倒を見ていて、さらに自分の家庭も持っている。壬氏に対してもお父さんっぽい顔を見せることがありますが、家庭でも“良いお父さん”をしているんだろうなというのが垣間見えて、人として本当にちゃんとしている方だな、と。無口でとっつきにくそうに見えますが、ただクールなだけじゃない、人間としての温かみもあるキャラクターです。ストーリーが進むにつれて砕けた表情を見せることも多くなっていて、音響監督から「もっとやっちゃっていいですよ!」と言われているので、それなら僕も思いっきり砕けた演技をしてやろうと思っています。

小西克幸
――ちなみに、大塚さんにも高順の好きなところを教えてほしいです。

大塚:いっぱいありますが、まずは猫が好きなところ(笑)。あんな顔を赤らめて、モジモジしながら猫を愛でる様は、とてもかわいいと思いました。また、壬氏が高順に対して「高順」と言うだけですべてを感じ取る関係性も好きです。猫猫が推理して解決に向かっている時によく見られるのですが、自分の役割をわかっている本当に有能な人だなと思います。

テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

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■猫猫と壬氏のもどかしい関係性に「はやく付き合っちゃえよ!」

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