當真あみ、この春高校卒業 「役柄の幅が広がることが楽しみ」さらなる飛躍に意欲
『リラの花咲くけものみち』で共演する(左から)當真あみ、山田杏奈、萩原利久 (C)NHK
沖縄出身の當真は、今回初めて北海道を訪れた。初北海道の印象は「広かったです」と笑顔。「ロケで使わせていただいた大学もものすごく広くて。動物や作物を育てる土地もそうですし、大学の建物もたくさんあって、しかも建物同士がすごく離れていたり。とにかく広かったです」と驚いたそう。
獣医師を目指す役柄ということもあり、山田演じる聡里や萩原利久が演じる残雪らは、動物の出産シーンや飼育シーンなども多い。動物は好きだという當真だが、「ただ触れ合うのはちょっとだけ怖くて。怒らせたらどうしようと少しためらっちゃったりします」と明かす。演じる綾華が動物が得意ではないということもあり、動物たちと触れ合うシーンは少なく、遠くから眺めることが多かったそうだが、獣医学部の雰囲気は満喫したという。
聡里を演じる山田とは初共演。どちらかというと人見知りのほうだという當真だが、「山田さんは経歴も年齢も先輩ではあるんですけど、壁をまったく感じさせない優しい方。現場でも気さくに話しかけてくださったので、お芝居においても同級生という間柄を自然に演じることができました」と感謝する。
改めて本作の見どころを尋ねると、「動物の命の尊さをすごく感じる作品で、出産のシーンだったり、私たちが命をいただくということにも感謝をしなきゃいけないなと感じたので、観ていただく方にもいろいろなことを感じていただける作品になっていると思います。動物にも人間関係にも向き合っていったり、時に恋の予感もあったりと、温かいシーンがたくさんあるので、ぜひ見ていただきたいです」と自信を見せる。