クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

狩野英孝、また人生を一から始めるなら「コンビを組みたい、ツッコミ担当で」 M-1、キングオブコントにも憧れ

映画

■新たな人生を作り出すなら「コンビを組みたい、ツッコミ担当で」


狩野英孝
 YouTubeの配信はかなり大きな挑戦だったようで、「やってみませんか?」と言われたときは最初「テレビでやっていくので大丈夫です」と断ったのだとか。それでも「凝り固まってはいけない」というモットーから「とりあえず」やってみたという。

 しかし、最初は再生数や登録者数が伸び悩み、「やっぱり駄目なんだろうな」という気持ちに。そこで狩野は「これは『とりあえず』」ではなく、真剣にやらないと伝わらないんだ」と決心。仕事がオフの日にもスタッフと共に企画会議をして撮影・編集などの知識も身につけた。「そうすることによって『この人全然面白いこと言わないな』とか『ここでこの言葉を発すると編集しづらいな』と作り手の気持ちも分かるようになったんです」と語るように、おのずとテレビでの自分の見え方も俯瞰でとらえられるように。

 気がつけば「EIKO!GO!!」の登録者数は、234万人(5月9日正午時点)を突破し、大人気チャンネルへと成長。「これまで僕は同世代から年上の人に声をかけられることが多かったのですが、YouTubeを始めてから、子どもに声をかけられることが増えました」と変化を語る。

 YouTuberとしての人気も高いが、「僕はテレビに育ててもらったので、テレビも大事にしたい」とぽつり。子どもたちに「テレビ離れしないでね」と言うと「そもそもテレビを観ない」と答えられショックを受けたとも明かす。だからこそ「いまの20代の若いテレビのディレクターさんたちともご一緒するときは、どんどん意見を聞いて、なんでもやってみたいと思っています。やっぱり凝り固まってはいけないんですよね」と自身の言葉をかみしめた。

 そんな狩野に「マインクラフト」にちなみ「新しくゼロから人生を作り直すなら」と質問すると「いまの人生もありがたいし最高なのですが、できるなら今度はコンビで活動してみたい」と回答。芸人生活22年を数えるが「これまで一度もコンビを組む機会がなかった」とつぶやき、「先輩方を見ていると、相方って家族でもあり親友でもありライバルでもあるような不思議な存在なんだなと感じるんです。『マイクラ』の映画でも、スティーブとギャレットのコンビは凸凹ですが見ていて楽しいですよね。一度はコンビを組んでM-1グランプリやキングオブコントに出てみたいです」と憧れを明かす。

 立ち位置については、「皆さん『えー』と言うかもしれませんが、僕はツッコミをやりたいんです」とこっそり教えてくれた。(取材・文:磯部正和 写真:小川遼)

 映画『マインクラフト/ザ・ムービー』は、全国公開中。

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』キービジュアル (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

3ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る