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『着せ恋』直田姫奈&石毛翔弥、「なんですって?」が止まらない、愛とツッコミの収録現場

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■互いが見つめた“相手の輝き”――五条新菜と喜多川海夢の魅力とは

――直田さんからご覧になった五条新菜の魅力は?

直田:五条くんって、本当に“いい子”なんですよ。だからこそ、「どうして今まで友達がいなかったの?」って不思議になるくらい、真っ直ぐで、ピュアで……。高校1年生で、ここまで心が綺麗な男の子って、現実にいるのかなって思うほどなんです。

でも、ただ優しいだけじゃなくて、自分の中にしっかりとした“芯”を持っている。おじいちゃんの姿を見て育ったからか、どこか職人肌で、「本当に奇麗だと思ったものにしか“奇麗”って言わない」頑固さがあるんです。そういう自分なりの美意識や価値観を、ちゃんと貫いているところがすごく魅力的だなと思っていて。

Season 1ではまだ周囲との関わりが少なかったけれど、これからきっと、五条くんの魅力がどんどん周りに伝わっていくと思うと……ちょっとドキドキします(笑)。「絶対モテるでしょ!」って、思うんですけど、それと同時に、彼にはこのまま変わらずに、まっすぐで素敵な大人になってほしいなっていう、ちょっと“保護者目線”のような気持ちも芽生えてしまって(笑)。

気づいてほしいけど、気づかれたくない。そんな複雑な想いが湧くほど、五条くんは本当に特別な存在です。

テレビアニメ『その着せ替え人形は恋をする』Season 2 場面写真(C)福田晋一/SQUARE ENIX・アニメ「着せ恋」製作委員会
――石毛さんからご覧になった喜多川海夢の魅力は?

石毛:喜多川さんは、まず何よりも“ポジティブ”なところが素敵ですよね。第1話からずっとそうですけど、自分の好きなものや考えを、素直に人に伝えられる。そういう真っ直ぐさって、なかなか持てるものじゃないと思うんです。

基本的には人を否定しない子なんです。それでいて、自分が大切にしているものを傷つけられたときには、ちゃんと怒れる強さもある。Season 1の美容室のシーンで、絡んできた男性にアニメのストラップをバカにされたとき、「オメーがねぇわ」ってきっぱり言う場面があったじゃないですか。あれはただの否定じゃなくて、“他人の好きを否定すること”への怒りなんですよね。そこが本当に素敵だなって思います。

それに、僕がいちばん好きなのは、被服準備室で五条くんのお雛様を「見せて」って言ったときに、お雛様を“触らなかった”ところ。ただ静かに見て、「めっちゃキレー」って言うだけ。その気遣い、優しさ、繊細さ。そういうちょっとした所作が、喜多川さんの人柄を物語ってると思うんです。

ギャルっぽい喋り方だったり、現代っ子らしい空気感はあるけれど、それは決して“ガサツ”ではなくて。むしろすごく繊細で、思いやりがあって。僕は、そういう彼女のバランス感覚がとても魅力的だなと思っています。

テレビアニメ『その着せ替え人形は恋をする』Season 2 場面写真(C)福田晋一/SQUARE ENIX・アニメ「着せ恋」製作委員会

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■思わず飛び出た“なんですって?”の嵐

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