礼真琴、宝塚退団後初ミュージカルで“ベティーちゃん”に!「女子力も修行しつつ、男役で学んだことも無駄にしたくない」

――先日ニューヨークに行かれて、演出のジェリー・ミッチェルさんとご対面されたとか。
礼:本当に素敵で、もう全身からハッピーオーラがあふれ出ているような方でした。私の不安をかき消すかのように包み込んでくださいました。
――ボーカルレッスンも始まっているそうですが、デイヴィッド・フォスターさんが手掛けられた音楽の印象はいかがですか?
礼:「なんて楽しそうなハッピーな曲なんだろう!」と安易に聴いていた自分を殴りたいくらい(笑)。全部の曲がバケモノ級に難しくて、必死に戦っているところです。
――ダンスも本作の魅力だと聞いています。タップダンスもあるそうですが音楽学校時代成績はいかがでしたか?
礼:一応良かったんですけど、入団してからは1度もやってこなかったんです。でも退団公演で16年ぶりにやっとタップをしたので、記憶に新しいので大丈夫かと(笑)。ラインダンスも新人の頃を思い出しながらしっかり挑みたいと思います。宝塚の経験が活かせるというのを自信に変えて頑張りたいです。
――ビジュアル面でのこだわりはいかがですか?
礼:先日撮影させていただいたんですけど、どんな仕上がりになっているかドキドキしています。こだわりですか? ヒップラインです!
メイクも、宝塚メイク以上に派手なものはないって思っていたんですけど、それに匹敵するぐらいのばっちりメイクで。ベティーちゃんのイメージ通りというのはありますけど、まさか宝塚と同じぐらいの濃いメイクをすることになるとは思いませんでした(笑)。ニューヨークで現地スタッフのヘアメイクさんやスタイリストさんにお会いして、「ベティーはこうなんだ!」ってしっかり監修していただきました。
眉毛もすごく特徴的なんですよね、ベティーちゃん。眉毛で本当に人の印象って変わるんだなって思いました。みなさんどんな反応をされるのか、ドキドキしつつも楽しみでもあります。
『BOOP! The Musical ブープ!ザ ミュージカル』ビジュアル TM & (C)2026 Fleischer Studios, Inc.
――今回、相手役となるミュージシャンのドウェイン役を松下優也さんと水江建太さんがダブルキャストで務められます。
礼:全然違うジャンルでご活躍されているおふたりなので、私も宝塚というまた違うジャンルを歩んできたということでどんな科学反応が起きるのか楽しみですし、自分の知らないことをたくさん教えていただきたいなと思っています。
――そして、礼さんにとってあこがれの柚希礼音さんとご共演も実現します。
礼:本当に心強い極みでございます! 「お客様にハッピーになって帰っていただくためにも、自分たちが前向きにハッピーに頑張ることが1番だよね!」と言っていただきました。
――以前柚希さんにお話を伺った時に「ドキドキすると思うけど、そのまんまで、のびのびといてくれたら」とおっしゃっていました。
礼:お優しい……。全信頼を置いている柚希さんのもと、大船に乗ったつもりでちえさん(柚希の愛称)に突進していきたいと思います!
柚希さんは私が宝塚に出会うすべてのきっかけの方で、入団前から憧れていて、星組に配属となって最初のトップスターさんという特別な存在。そんな方とまた作品をご一緒できるというのはもう夢みたいなお話ですよ。このシンデレラストーリーのような喜びをぜひお客様と分かち合いたいです!(笑)

