ポール・ウォーカー、生前最後の主演作『フルスロットル』への熱い思いを語る
さらに本作では、ポール演じるダミアンの相棒リノを、街の人工物や自然の障害物をクリアしながら移動するエクストリームスポーツ「パルクール」の共同創始者でもあるダヴィッド・ベルが務める。ポールは、ダヴィッドの印象について、「もし南カリフォルニアで育っていたら、彼と一緒にスケートやサーフィンをしていただろう。彼は、のんびりしていて、クールな物腰だが、努力家だ。肩の力は抜けているのに、仕事は真剣に受け止める。自分に厳しい。僕はそこに共感するし、そういう彼が好きだ」と話す。
また、撮影時を振り返り「ダヴィッドといつも考えているんだ。面白くて、なおかつ、ダイナミックな映像にするために、もっといい方法を探している。でも同時に、僕たちはクールに楽しく見せたい。それが最優先課題なんだ」と語った。
図らずもポールの遺作となってしまった本作。ポールのファンならずとも必見の超絶アクションを堪能してもらいたい。
映画『フルスロットル』は、9月6日より新宿ピカデリー他にて全国公開。